ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
意外に思われるのだが、競馬・競輪・ボートはもとより、 パチンコも やらない。 やったことは あるのだが、興味は湧かなかった。 「あなたの人生自体が、ギャンブルめいているから」なぞと お褒めのコトバを頂戴したりもする・・・。
が、一種の賭け事は 結構好きだったりもする。 ただし、自分が勝てると思うことだけ。 あるいは、どっちの結果に転ぼうが、自分は痛くないようにする。 かわいいところでは、 「あと何歩で 家にたどり着くか」 「あと何台の車が通ったら バスが着くか」 などである。 これの勝者は せいぜいコーヒーを奢ってもらえる程度。 が、悪魔的になると 「体脂肪率の多かったほうが 測定日に集まったNBHKメンバーにフグを奢る」 この体脂肪率の競争に もちろんあたくしは入らない。 言い出しっぺでは あるけれど。 両者の財布の中身などを一切無視した、 参加者だけが得をする企画で、去年は見事にフグ初めが出来たのだった。
今年の春ぐらいのことだったと思う。 相変わらずのメンバーで 相変わらずの宴会をしているときだったと思う。 もしかしたら、MJで 話をしていたのが 最初だったのかもしれない。 (とどのつまりは あんまりハッキリとした記憶がない) 飲兵衛見習いが いきなり「おきを超えてやる」と言い放った。
はぁ?
図体だけはでかくて、気が小さく、口先だけの男が 何を言う!
だぁれにそんなことを言っているのか わかっとるかぇ?
超えると言うのは 体重や身長、体脂肪率のコトでは無い。 そんなものは とっくに超えられている。
性格と言うか 人格のコトらしい。 まぁ それ自体比べるのも無理だし、 ましてや 上記したような奴が そんな事言う事自体が 甚だ変だ。 これを聞いてた連中も 口を揃えて無理だと言っていた。
あたくし、なりは小さく(小さく無い)痩せて(思いっきり標準)見えるかも知れないが、 職人に揉まれて培った 啖呵きりと口の悪さ、喧嘩っぱやさ、 前職のお陰で、段取りやとしても一人立ち出来そうな、 押したり引いたりする駆け引きの巧さ(店との交渉)、 酔っ払った時の大胆不敵さ(色気には走らないが)、 言い出しっぺ もしくは 頼まれて 引き受けちゃった、 めんど臭い事のやり遂げ度等、 どれをとっても そこそこのレベルだと自負してるし、 そうであるよう 日々訓練をしてるのだ。(謎) 一朝一夕で 成り立ったものでは 決して無い。
みんな そのコトは よぉく御存じ。 だから止めたのに、それでも「超えられるさ!」と軽々しくのたまわる 飲ん兵衛見習い風情に 正直 カチンときた。 去年 自分で幹事をやると言った行事すら 満足に遂行出来ない奴である。 そんな奴に言いたい事を言わせるのだったら、 自分の顔に 鼻くそつけたるわい! そこで、 頭髪の色を 30も超えたのに色々変えるのが好きな奴なので、 その髪の毛を賭けた。
夏が終るまでに、宴会を2こ 段取りしなければ 剃髪する。
どこからそんなもの湧くのかは 知らないが、 自信たっぷりに 受けやがった!
その噂が 地方のメンバーにまで伝わり、 (あたくしが言ったのだけど) その判定に加わりたいとの 申し出があった。 判定してもらうには、参加してもらわねばならない。 となれば、大宴会クラスである。 公平を期する為にも、期限を年内に延ばし、 宴会を1回、大宴会を1回に変わった。 本人は 了承した。あのわけの分からん自信たっぷりで。
で、現在、遂行どころか 計画すら持ち上がって無い。 宴会程度なら、2日あれば準備も出来る。 が、 大宴会となると、 バーゲンチケットの日付けで確定し、 北から西から集まる人たちが、より安く滞在し、より宴会を楽しめる様、 ココロ配りしなくては 大宴会幹事を名乗れない。 となると、店探し、宿(大概メンバーの家)の確保、 出席者の確認、出迎えの有無、予算の概算等、 仕事や生活の合間にするとなると、慣れて無いと大変らしい。 初心者で 準備期間が 2ヶ月は要する。 (飲ん兵衛見習いのような トロイ奴の場合) 他の月ならいざ知らず、年末に差し掛かる時に 大宴会なんて 到底無理な話。
さらに、最近 飲ん兵衛見習いに異変が起きた。 恋に落ちるのは シェークスピアか小林明子でいい。 奴は 今 思いっきり 恋のド壺にハマりまくっているらしい。 (今年になって 3度目ではあるが) もう、今の奴には 宴会も大宴会も 問題では無い。
噂によれば 剃髪の覚悟も出来ているらしい。
が、隠密情報によると、 恋のお相手は
坊主は いやっ!
とのことらしい。 見習いのピンチである。 知った事では無いが ここで妙案を思い付く。
坊主か河豚か。
剃髪が嫌なら、河豚コースをおごる ということ。 上限を5万円と決めて。
これなら文句はあるまい。
大体 「天下無敵」を名乗っている あたくしに挑戦状を わけわからん自信で 叩き付けたのだから 5万円でも 安いくらい。
たと思う。
以上、長かったが、今年の河豚はじめは 去年と同じ奴から たかれるかも という話。 ______________ 業務日記
昼休み、かん様が「バンコクからメールが届いた。恐くて開けない」と 言ってきた。 業務提携している、バンコクの会社には かん様専用アドレスは教えてない。 知っているのは 先方の社長だけ。 「向こうの社長では?」との問いにも、 日々「不審なメールは開かないで下さい」との教えをしっかり守っているので、 既にメーラー自体立ち上げるコトを止めたらしい。 「お前、何かしたか?」との 疑いに、 「ファンレターが殺到し過ぎて サーバーがパンクすると困るので、 誰にも教えてないです」と 涼しい顔をして 答えた。 もちろん ジョークである。 「ここ最近、口が一段と旨くなったなぁ」」と ジョークだと分っても感心してくれた。 御褒美は クサヤ。 こうして またしても口で糊口を潤したのであった。 _______________ 今日ゲットしそびれたもの クサヤ(帰る時、役員会議を開いていたので)
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