気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2010年12月14日(火) 寄付とか募金とか

 するくらいなら、自分のうちの前に募金箱置きます。

 いや、冗談です。
 宝くじ、当たればいいな。




 「不思議なものだ、我の母はいつも言っていた。人間は面白いものじゃないと」
 ガルバルトは缶詰シチューすくいながら言った。
 「うまいな、これは」
 人間の食べ物が気に入ったらしい。ガルバルトの食は進んだ。
 「あなたのお母さんって、どんな人?」
 「ファイアードラゴンは生来から気性が激しいが、母はそれに輪をかけて激しいドラゴンだ」
 「そう......」
 ルイはそれ以上追及するのをやめた。
 「母は言っていた。自分は人間と旅をした事があるドラゴンと話した事があると。だけど我がこうして今、人間の姿で以て人間と話しているのを見たら驚くだろう」
 「まあ、厳密人間は俺だけだがな」
 「ふむ、悪魔もエルフも珍しい。こうして話が出来て有意義だ」
 「それはよかった。小生らもドラゴンと話をする機会が出来て貴重な体験をしている」
 ガルバルトは頷いた。
 「ところで、会ったときから気になるのだが、それは剣か?」
 バルクの剣を指差してガルバルトは言った。

 


草うららか |MAIL

My追加