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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なんというか、一生懸命やった割に成果が得られない、何かとやる事が空回り、結局自分のためであって迷惑かけてる、そんなような感じがしてならない。 ラナはさらに続ける。 「アニム様、早くあなたの封術でロナを封印してください。私の封印では長く持ちません」 ラナの後を追うと、そこはクイスマークの屋敷の中だった。クイスマークの私室で、絨毯も敷いてない石床の部屋だった。 その真ん中にロナは立ち尽くしていた。 「出せ」 ロナが叫ぶ。 「さ、早く、アニム様」 アニムがカードを作り出す。それをロナに向け、動けずにいる彼女の胸に差し込んだ。 「ひ、やめろ! ひゃあー!」 ロナの姿が消えて、その下にカードが残る。アニムがそれを拾う。 「塔だのう......」 「クイスマークはどこにいる?」 「上です」 「......メイドたちは無事?」 「はい、皆様無事です」 「じゃあ、詳しい話を聞かせて」 「お話します。私の分かる範囲で」 自信が無さそうなラナも見た事がない、とバルクは思った。
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