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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今、自分自身に投げかける一言。 サボリが多いため、ちょっとだけ脱線というか、短文というか。 「幽霊って信じる?」 ルイが突然尋ねた。彼女がどういう意図を持って質問したのか二人にはわからないが、即答した。 「いるか、んなもん」 「いない」 二人がそう答えて、ルイは、やっぱりと言った表情をする。 「人間って、あんまり信じないって聞いてたけど、そうなんだ。でも、エルフは信じてないんだね」 「少なくとも、エルフの幽霊など聞いた事がない」 彼の母親はともかく、彼にとってエルフはとてつもなく底抜けに明るい種族である。ちょっとやそっとで恨みを持ち復讐するようなものではないと考えている。 「でもね、幽霊はいるのよ」 「ふーん」 興味無さげにバルクは返事をする。 「よくいるタイプが浮遊霊とか地縛霊ってやつね。それから......」 「へー」 「それから......」 アニムは二人の様子をぼんやりと見つつ、ついに声をかけた。 「ルイ、お主、見えぬだろ」 「え?」 「お主は悪魔族だからと思っていたが......そうなのか?」 「う、うん。悪魔だからって見える訳じゃないの。魂とか残留思念とかを糧にする一部の魔族とか、魂を扱う神族くらいしか見えないの。だから、見る必要のない私には見えない」 「やはり。そして、バルク。お主は見えておるだろ?」 「うっ......」 「人間にも見える見えないあるって聞いたけど、見る必要があるから?」 「ただ、単に霊感が強いだけかものう。バルクの場合」 「だから嫌なんだよ。うちの地下には年期入ったヤツもいるし......」 「ね、バルク、どんなの見えてるの?」 「いやだ、知るか!」 「この先の街はいるかもしれん。昔戦地でたくさんの人が亡くなった場所だからのう」 「見えねー見えねー......」 バルクは剣を抱き、呪文のようにつぶやいた。
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