気まぐれ日記
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2007年06月29日(金) ではではいきますです。

 今日はもう、ノーコメントで!

 ああー、もう思い込みなんか辞めたい。恥ずかしいったらありゃしない。




 だが、今のバルクを知る者がそれを聞いても疑って掛かる。
 「ウソでしょ?」
 「冗談だろ?」
 と。その話が出るとアニムとルイの反応はいつもこうだった。
 「まあ、しょうがないか。でもいいな、私も教官なんかやってなきゃ旅に出てるわ」
 「出りゃいいじゃねーか?」
 「かわいい生徒を置いて旅に出れないよ」
 ヴェックスは目を細めて言う。
 「つーか、なんでまたメイド学校の教官なんかやってんだ?」
 「それがね......」
 
 五年ほど前、ヴェックスはふらりとコンファイアへ遊びに行った。特に用事も目的もなく、ただただ船に乗りたいという理由だった。
 港に着いて風吹くままに歩いていたらメイド協会の前だった。

 「よく遭難しなかったな」
 「こういう運は先祖代々いいでしょ? それでたまたま強盗集団に襲われていた協会を助けたわけ」
 「結構ベタだな」
 「なんていうか、一人で強盗集団を退治する辺りがすごいというか、バルクの家系かな」
 「さすがと言うか、めちゃくちゃもいいところだ」
 ルイとアニム、あきれながら言う。
 「なんか、酷い言われようだけど。兄さん、本当は悪い事してるんじゃないの?」
 「してねーよ、多分」
 「それで、メイドたちに護身術を教えてくれって。あと、メイド協会の護衛役も」
 「じゃあ、今離れたら、メイド協会は隙だらけじゃない?」
 「大丈夫、手は打ってるし、多分何事もない」
 「心配ねーな」
 ヴェックスもバルクもどこからくるのか分からない自信があった。
 「まったく、ビアソーイダ王族というものは......」
 アニムは更にあきれるが、反面羨ましくも思う。
 


草うららか |MAIL

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