気まぐれ日記
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2007年05月24日(木) 世にも微妙な物語

 ああ、なんかスマスマのコントであったな、そんなの。
 そのくらい、微妙な話だったです。
 あの独特さはなかなか出せないんだなーと思いました。アレ、アニメの感想?



 
 当時の内山は「映画同好会」と信じて疑わずに入って来たらしい。しかも、映画を見るだけなら楽じゃないか、というような感覚で。
 それが、「オカマ部」と知った時の落胆は酷かった。

 「ちょっとまて、『オカマ部』って、結局何するの?」
 「もちろん女装するんだよ」
 「女装して何すんの?」
 「別に何も」
 「じゃあ、なんで『映画同好会』なの?」
 「まあ、それにはいろいろわけがあるんだ」
 優介の説明では、まずこの学校には『被服部』と『メイク部』と『美容部』がある。暇な生徒を狙っては化粧をしたり、髪を切ったりいじくったり、マネキン代わりにする。
 「俺たちはそんな部の相手をしていたんだ。でも、女物の服が多かったから付いたのが『オカマ部』でも、あんまりだから『活動写真同好会』」
 「いや、それ映画同好会に失礼な話じゃない?」
 「ああ、メイクとかマネキンがわりとかじっとしているのが退屈だったから、映画とか見てたんだよ」
 「兄貴の大学生活、それでよかったの?」
 「お礼金もらってたからねえ」

 それで、内山は話が違うと早々退部することになったが、田学の変な校則『一度決めたことは最後までやり通せ』のため、違反となるので少なくとも一年は辞めることが出来ない。泣く泣く内山は『活動写真同好会』を続けた。
 その内、『演劇部』も関わって来て『被服部』が作った衣装で『メイク部』『美容部』がメイク・かつら担当した劇に付き合わされたのだった。
 そんな一年を過ごした内山は、性格が三重、四重となってしまったそうだ。

 「ウソだよね?」
 「本当の話さ」
 この兄はあっけらかんと話している。
 「で、カウンセラーとか精神科とかいろいろな療治方法を行って、今は二重人格で落ち着いているんだ」
 「......」
 


草うららか |MAIL

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