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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
いや、もう、これは自分だけのせいではない。そう割り切って、この月曜日を乗り越えたことを感謝しようと思う。 「へぇ、内山が入って来たのか」 と、優介。 「やっぱ知ってんの?」 岡崎家の夕食は午後七時と決まっている。遅くなる者は自分で用意して食事しなければならない。それは祖父岡崎甲之助の家訓だが、良介の母、乙女はちゃんと作って温めるだけにしているので作るという行為は必要ない。 その日、仕事で食事時間に遅れた優介は料理を温めて、自室で食べていた。そこ良介が入って来て内山の話をした。 「ああ、同じサークルの後輩だよ。小学生の時はさすがに覚えてないけど。二重人格はまだ治ってないのか」 「治るもんなの?」 「だけどな、俺たちにも責任があるんだよな」 優介は、そうつぶやいた。
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