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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
昨日の続きですが、病院側はまだ苦肉の策を続けてます。明らかに、病院の方から来た病原菌だろうに、うちらから移した、みたいな形になってます。移されたのはこっちだー。 しばらくすると虎は戻って来た。口の周りを血で濡らしている。狩りは成功のようだ。 「おかえり、マレモン」 「クレンは大丈夫か?」 「うん、これを食べたから。とりあえず、お腹に入ればいいの」 「人は面倒だ」 「そうだね」 少しの間、彼女は眠った。虎は起きて火の番をする。虎は物音や気配に敏感ですぐに目覚める事ができるというので、彼女はそれに任せた。 日が昇るか昇らないうちに起き、彼女と虎はまた歩く。 「虎ー!」 朝もまだ薄暗い中、そう呼ぶ声が聞こえた。 「虎、ここだー! ここ」 「鳥か」 「そうだ、鳥だ」 「鳥? 話す動物?」 声の方を見ると、ちょうど日が昇りそれを照らした。色鮮やかな鳥が木に止まっていた。
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