気まぐれ日記
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社員が突然止めちゃうような会社です。(何度目だ?)
ああ、なんか書く気がしない。(昨日も……)でも、今日は頑張って書こうかと。
今週のひと言:もう山崎はアフロで終えるのだろうか? 先生、帰省おめでとうございます! 話がシリアスなんでコメントしづらいです。(いや、書くときりがないので)
翌朝の新聞を読む。やはりリースリーズは予告上を出していた。『予定より早く女神の涙を手に入れたので、今度はクレンム王国の大貴族・エリン公の勲章をいただきます・リースリーズ』 イザリアは昨日の悔しさがよみがえったようでまた地団駄を踏んだ。 「クレンムか。遠いな……」 三週間から一ヶ月、そのくらい我慢しなければならない。何がって、船旅だ。まあ、途中停泊する港が二港あったはずだ。 それを伝えるとイザリアはげんなりした様子だったが、リースリーズから髪飾りを取り返すためと決意したらしい。朝食を終えるとすぐ、乗船券を手に入れるため港に向かった。 「また、船旅か……」 イザリアは空を見る。 「空でも飛べたらな」 言いたいことはわかるが、それはどうしようもない。港のチケット売り場で無事、券を購入。出発は明後日の朝。 「ね、レイム君。昨日の服、どれくらいで出来るの?」 「そうだなぁ、一週間とちょっとなら」 「今回の船旅は三週間よね? ならもう一着くらい作れるよね?」 「まあ、簡単なものなら」 「私になにか一着作って。出来れば、ワンピースがいいな」 服を作るとは、どういうことか? 女の子にはわかるはずだ。 「スリーサイズ、聞くことになるけど?」 「そういう個人情報はもらさないのが、プロなんでしょ?」 もちろんそうだ。 「どんなのがいいんだ?」 その日、俺は一日中イザリアと衣服店を歩き回った。
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