気まぐれ日記
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アレです。どっちの料理のアレです。 北海道が出たのでちょっと。あのオバちゃんのラーメンが食べたかった。 で、ササダケというか、八雲。あのケンタッキーハーベスタがある八雲。一応特急が停車しますよ。(ツタヤだってあるんだぜ) で、なんで八雲というと、『七日のうち八日間は曇っているから』と、聞いたことがある。(八雲の在住者じゃないですので、真偽は不明) あと一日はどこにいった? ミステリー……。
昼ごろ、目が覚めた。まだ身体が重かったが起きれないほどじゃない。それに見合わせたかのようにイザリアが部屋に入ってきた。 「レイム君! 起きた? 聞いてよ聞いてちょっと聞いて!」 「……落ち着けよ」 まだぼんやりする頭を振って俺はイザリアの方を向く。彼女はもうこんなに元気なんだ、と。同じ薬を飲んだように思えない。 「なんだよ? どうした? やっぱ勲章は盗まれちまったのか」 文字通り手も足も出なかった。油断した、としか言い様がない。ウォンテッダーとして他人から出されたものを飲むのは自滅行為なのだ。例え相手が信用できるとしても、今回のように敵が変装しているということがある。 「勲章は無事だったの。でも」 「でも?」 「リースリーズはそれが狙いじゃなかったの。髪飾りが盗まれたの。お母さんの形見の……」 彼女はそこでぼろぼろと泣き出した。月並みだが、女の子の涙には弱い。どう対処していいか、いまだよくわからない。 「でも、どうして……」 その髪飾りにどんな価値があるのかわからなかった。 「わかんない。でも、あれはお母さんが結婚する前、お父さんがプレゼントしたもので……そんな高価じゃないけど、お母さんすっごく大切にしてて私が壊してしまっても、直すって言って決して手放そうとしなかったの」 リースリーズのことは聞いたことがあった。最初は歳相応の盗族で、安っぽいアクセサリーやかわいい服などを盗んでいた。それも主に店から盗んでいた。それがいつの頃からか、価値がないものを盗んでいくようになる。主に古いもの、とされるものを。 「取り返したい」 「取り返す?」 「だから、レイム君について行きたい。私もウォンテッダーになる」 「……はい?」
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