気まぐれ日記
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2006年04月30日(日) |
ゴールデンウィークの予定 |
明日から四連休+五日は夜勤なんでその分時間があります。 で、とりあえず明日はなにしようかな? という状態。(四、五日は予定あり) 例の12でもやろうかな……進んでないし(それが、理由かい!)
で、今日で最終回です。(うぉおいっ!)
「クレイス、お姉さんたちを見つけたらどうすんの?」 「この世界戻して、どっかコクヨウと離れたところで暮らしてもらうよ。あとは姉さんたちの好きにすればいい」 「そう簡単に行くかな? みんなクレイスと離れたくないんじゃない?」 「それは後で考える。まずは近いとこから」 「そうだよ、あたしとの契約もあるんだから。小姑つきなんてやよ」 「お前、よく小姑なんていう言葉知ってるな」 「そりゃ、もちろん。勉強してんだから」 クレイスはとりあえず、姉のいるところへと向かった。ロディサから教えてもらった魔法では、誰がそこにいるかまでわからないが。 「多分、クロラスト姉さんだと思うよ」 「なんで、わかるの?」 「さあ、なんとなく」 「もしかしてさ、クレイスもお姉さんたちと離れたくなかったりして? シスコンってヤツ?」 「だから、なんでそんな言葉知ってんだ?」 「だから、勉強してるだってば」 「もっと別な勉強しろよ」 「他の勉強は面白くないんだもん。料理とかさ」 「重要じゃないか。結婚したら料理は作ってもらうからな」 「自信ないなー」 面白そうにいうピネルに、クレイスはふと立ち止まって尋ねる。 「なあ、ピネル。もし、期間終了前に俺の他に好きな男出来たらどうするんだ?」 「何? クレイス、そんな心配してるの? 大丈夫よ、そんなことないから」 「お前の心配をしてんだよ。俺もお前も、契約で縛られているんだからな」 「そんなことない。あたしたち妖精は将来を見越して契約するんだから。逆に言えば、クレイスはあたしが選んだ男でもあるのよ」 「そうか」 クレイスは再び歩き出す。 「ねー、どうしたのよ。黙りこんじゃって」 彼はいろいろな考えがめぐり、一つの言葉をつぶやいた。 「まあ、いっか」
終わり
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