気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2005年11月14日(月) 原因と結果

 お腹の下りの原因、風邪でした。気をつけていたに……。一昨日の日記にまで自分で警告していたのに。昨日の夜、熱を測ったところ37.1度。微熱だった。(普段は35.6度とかなのに)寝る前に、栄養ドリンクと風邪薬飲んで寝ましたよ。今夜も大事をとって飲んでおきます。
 後で聞いたけど、今年の風邪はお腹に来るらしい。もっと早く知っておけば……食中毒だの寄生虫卵(こちらは人体に影響はないそうですね)だのと自分勝手に騒がなかったのに……。
 今週の一言:つっこむとこが多いんですが……。お母さんネタ好きなの?


 
 夜のアインマルト島。港村があるくらいで、後は農業が盛んな島である。つまり、田舎で辺境地。ただし、伝説が残っている。
 魔王伝説。三流の魔王がこの島を支配し、二流の勇者がそれを倒した。
 説明すればそれだけですむ伝説だった。どうやら、本当のことだったらしい。そんな伝説が残っているからなのか、ほかに理由があるからなのか、カルストラ……この世界の魔王はこの島に拠点を置いている。
 「ここが、カルストラがいるところか?」
 「ここはほとんど変わねーな」
 「ど田舎だからのう」
 三人は暗い屋敷の前に立っている。
 
 がさっ
 
 茂みが揺れる。
 「誰だ」
 と、樹理。
 「キキュだっけ? 魔王のペット」
 ブロードが茶化すように言う。
 「誰が魔王のペットですか!」
 ペットという言葉に反応したのか、虎のような魔獣が三人の目の前に現れた。
 「誰が来たかと思えば、オフィーリス殿のご息女とアニム殿ですね。あと、元人間」
 「むっ」
 「確か、ブロードさんでしたね……樹理殿、初めまして私は魔王の使いをしています、キキュというものです」
 「母様から聞いたことがある。とても知的な方だと」
 「ありがとうございます。オフィーリス殿によろしくとお伝え願います。では、こちらへ。カルストラを呼んできます」
 キキュは三人を屋敷の中に入れ、入ってすぐの広い部屋に通した。部屋は暗いままである。
 「すいませんが、暖炉に火をつけるなり自由にしてください。私はこの通り、四足なので。では」
 キキュは三人を置いて、カルストラを呼びに行った。
 


草うららか |MAIL

My追加