気まぐれ日記
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お腹の下りの原因、風邪でした。気をつけていたに……。一昨日の日記にまで自分で警告していたのに。昨日の夜、熱を測ったところ37.1度。微熱だった。(普段は35.6度とかなのに)寝る前に、栄養ドリンクと風邪薬飲んで寝ましたよ。今夜も大事をとって飲んでおきます。 後で聞いたけど、今年の風邪はお腹に来るらしい。もっと早く知っておけば……食中毒だの寄生虫卵(こちらは人体に影響はないそうですね)だのと自分勝手に騒がなかったのに……。 今週の一言:つっこむとこが多いんですが……。お母さんネタ好きなの?
夜のアインマルト島。港村があるくらいで、後は農業が盛んな島である。つまり、田舎で辺境地。ただし、伝説が残っている。 魔王伝説。三流の魔王がこの島を支配し、二流の勇者がそれを倒した。 説明すればそれだけですむ伝説だった。どうやら、本当のことだったらしい。そんな伝説が残っているからなのか、ほかに理由があるからなのか、カルストラ……この世界の魔王はこの島に拠点を置いている。 「ここが、カルストラがいるところか?」 「ここはほとんど変わねーな」 「ど田舎だからのう」 三人は暗い屋敷の前に立っている。 がさっ 茂みが揺れる。 「誰だ」 と、樹理。 「キキュだっけ? 魔王のペット」 ブロードが茶化すように言う。 「誰が魔王のペットですか!」 ペットという言葉に反応したのか、虎のような魔獣が三人の目の前に現れた。 「誰が来たかと思えば、オフィーリス殿のご息女とアニム殿ですね。あと、元人間」 「むっ」 「確か、ブロードさんでしたね……樹理殿、初めまして私は魔王の使いをしています、キキュというものです」 「母様から聞いたことがある。とても知的な方だと」 「ありがとうございます。オフィーリス殿によろしくとお伝え願います。では、こちらへ。カルストラを呼んできます」 キキュは三人を屋敷の中に入れ、入ってすぐの広い部屋に通した。部屋は暗いままである。 「すいませんが、暖炉に火をつけるなり自由にしてください。私はこの通り、四足なので。では」 キキュは三人を置いて、カルストラを呼びに行った。
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