気まぐれ日記
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| 2005年06月04日(土) |
あれをつけてみようかと思う |
あれとは、何とかっていうやつ。名前が出てこない。「拍手ウェブ」ってやつ。でも、どうやるんだろう?
街を歩いていると、昆虫人が歩いてきた。酔っているらしく千鳥足でふらふら歩いている。こちらに向かってきてダノにぶつかった。 「おいおい、大丈夫か? あんた」 「へへへー、らいじょうぶだよ。あんちゃん。心配かけたな。へへ」 「ほんとに大丈夫か?」 「へーきへーき。家はあそこだからだらいじょうぶ」 昆虫人はそこで寝てしまった。丁寧に家を指差しながら。 「お兄ちゃん、どうする? このグロテスキーな虫を家まで送るつもり?」 「タジュト、そういう人種差別はよくないぞ」 「でも、ムシ嫌い」 「そうね、私もちょっと」 「じゃあ、お前たち。先に宿に行ってろよ。俺はあとから行くから」 「お兄ちゃん、またこの展開?」 「前も同じこといってましたわね」 それでも、ムシ嫌いな二人は宿にさっさと行ってしまった。ダノは昆虫人を送るためにそれを抱えた。 「よっと、大丈夫か?」 「み、みずくれ……」 台所を探ると、かめに水が入っている。適当な入れ物に水を入れて渡す。 「あ、ありがとよ。あんちゃん。そーだいいこと教えよう。俺の先輩がよく言っていた言葉さ。『へへへ、線が交わったところだぜ。交わったへへへへ線だぜ』だと。へへ、よくわからんけど覚えておいて損はないはずだ」 昆虫人はベッドに乗るとグースカと寝てしまった。
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