気まぐれ日記
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2004年10月11日(月) どうなってんの?

 書き込みって思ったら、登録が消えてあんの。IDを入れたら戻ったけど、どうゆうこった?


 イ−リスの章

 彼は自分に似た少年を見つめていた。同時にその少年もこちらを見つめている。

 そこが自分の国だと分かったのはたやすかった。まるで変わってない、建物に変化はあるが、城の形は全く同じだったからだ。ただ時代まではわからない。当てもなく、露店を眺めていたら、少年が声を掛けてきたのだ。金髪の少年が気さくに声を掛けた。人違いだった。
 「何やってんだ? カシス」
 そして、その後ろから更に声がかかる。どうやら、このカシスという少年の目当ての人物だった。その人物が自分に似ていた、ということだった。
 「それにしても、そっくりだよな」
 「お前、目が悪かったか? 俺の髪、こんなに伸びてんだぞ」
 その少年は、邪魔くさそうに髪をかき上げた。
 「あ、そうだったな。悪かったな、間違えて」
 「あ、うん」
 「それにしても、べグゼッド。今回はなんだ?」
 べグゼッド? 聞いたことがあった。かなり古い文献で歴史として残っている。賢王とも言われたフォーランズ王……。
 「べグゼッド!?」
 彼は珍しいことに叫んだ。本人は、振り返った。
 「お前、知り合いか?」
 と、カシス。
 「なら、挨拶くらいするだろ。あんた、何か俺に用か?」
 聞かれて思わずうなずいた。
 「怪しいなあ。どっかの刺客かなんか、じゃねーの」
 「何馬鹿言ってんだ、お前は。ここじゃなんだし、いつもの店に行こう」
 「いつもの店って、あそこか?」
 オレンジジュースを頼むと武器を売ってくれるという店である。この二人は喫茶店としてでしか利用していないが。
 「あ、あんたの名前は?」
 「イーリス……」
 「じゃ、ついておいでよ」
 べグゼッドは、彼に笑いかけてからその店に向かった。


草うららか |MAIL

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