気まぐれ日記
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コンサート楽しかった。明日帰ったらレΓテートしますわ。
この間もそうだったけど、携帯から書き込みすると文字化けします。正しくはレポート。
ここには、いつものを書きます。何を書こうかな。……今回、ちょっと短編を。 「そういうわけで、預かってください」 カルストラ……この世界の管理人が言った。何がそういうわけなのか分からない。それが、この管理人のわけ分からないところの一つである。 「で、その子は? どういった子なんだ?」 わけ分からないが引き下がることはないので妖精主は聞いた。目の前の幼い少年はエルフのようでエルフではない。 「ハーフですよ。人間とエルフの」 「まさか!」 素っ頓狂な声を上げたのはディースネイア。妖精主の御付の妖精である。 「エルフと人間の間に子は出来ません。どうがんばったって……」 「例外。必ずしもそうと限らない」 カルストラは言った。その表情にはイヤミが含まれている。それはディースネイアや妖精主に向けられたものではないが。 「運命神のみが知る、ね」 「君、名前は?」 妖精主がしゃがんで少年に尋ねる。 「ロセウ」 短く、そう言った。 「ロセウ、ね。管理人。この子はいくつなの?」 「二十くらいです」 「じゃあ、身の回りのことや文字とかは大丈夫だね」 「まあ、そうだと思いますけど……」 後はよろしく、と消えていってしまった。 「逃げましたわね」 「そうかもね」 妖精主はロセウと名乗った少年を見た。 「さて、おなか空かない?」 「空いた」 「ディー、何か頼むよ」 「はい」 ディースネイアは消えていった。妖精主はロセウに座るように言った。 「君は、今までどうしていたんだ?」 「人間に捕まってた。両親を殺したのもあいつらだ」 「順序良く、話してくれ」 ロセウの話をまとめると、ロセウの母親はエルフ、父親は人間。しかし、エルフがいることを突き止めた人間が父親を殺し、母親は自殺。ロセウは人間に捕まり見世物とされた。身の回りのことは出来たが、他の生きていく術は身につけてないと言う。そして、たまたま気の向いた管理人が彼を助け出した。 意外に面倒なものを押し付けられたと、妖精主は後悔した。
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