気まぐれ日記
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2004年04月17日(土) 昨日は

コンサート楽しかった。明日帰ったらレΓテートしますわ。

この間もそうだったけど、携帯から書き込みすると文字化けします。正しくはレポート。

 ここには、いつものを書きます。何を書こうかな。……今回、ちょっと短編を。
 
 「そういうわけで、預かってください」
 カルストラ……この世界の管理人が言った。何がそういうわけなのか分からない。それが、この管理人のわけ分からないところの一つである。
 「で、その子は? どういった子なんだ?」
 わけ分からないが引き下がることはないので妖精主は聞いた。目の前の幼い少年はエルフのようでエルフではない。
 「ハーフですよ。人間とエルフの」
 「まさか!」
 素っ頓狂な声を上げたのはディースネイア。妖精主の御付の妖精である。 「エルフと人間の間に子は出来ません。どうがんばったって……」
 「例外。必ずしもそうと限らない」
 カルストラは言った。その表情にはイヤミが含まれている。それはディースネイアや妖精主に向けられたものではないが。
 「運命神のみが知る、ね」
 「君、名前は?」
 妖精主がしゃがんで少年に尋ねる。
 「ロセウ」
 短く、そう言った。
 「ロセウ、ね。管理人。この子はいくつなの?」
 「二十くらいです」
 「じゃあ、身の回りのことや文字とかは大丈夫だね」
 「まあ、そうだと思いますけど……」 
 後はよろしく、と消えていってしまった。
 「逃げましたわね」
 「そうかもね」
 妖精主はロセウと名乗った少年を見た。
 「さて、おなか空かない?」
 「空いた」
 「ディー、何か頼むよ」
 「はい」
 ディースネイアは消えていった。妖精主はロセウに座るように言った。
 「君は、今までどうしていたんだ?」
 「人間に捕まってた。両親を殺したのもあいつらだ」
 「順序良く、話してくれ」
 ロセウの話をまとめると、ロセウの母親はエルフ、父親は人間。しかし、エルフがいることを突き止めた人間が父親を殺し、母親は自殺。ロセウは人間に捕まり見世物とされた。身の回りのことは出来たが、他の生きていく術は身につけてないと言う。そして、たまたま気の向いた管理人が彼を助け出した。
 意外に面倒なものを押し付けられたと、妖精主は後悔した。


草うららか |MAIL

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