2005年10月12日(水) |
大学に興味のある高校生のための本 New Book Of Written By Hiroshi Mori |
※森博嗣:国立N大学(おそらく、というかもうほとんど名大と言って過言ではない。どこかでそう発表されているのかどうかは知らない)の助教授を最近辞めた人。でも小説家として充分食べていけるだろう人物。工学部(厳密に言えば工学部という名の学部は存在しないらしい)にて建築に関係のあることを研究していたらしい。
「大学の話をしましょうか/森博嗣」を大体読んだ。 小説以外の、森氏の考えが語られている今までの本よりは、多少マイルドになっている印象。(人間歳をとると丸くなるのだろうか) それでも本質を突きまくるその文面は清々しくいつもながら気持ちがいい、と少なくとも僕は思う。(本質を突いているかどうかは人によって意見が分かれるかもしれない、ということにしておこう) アンチで有名(?)な森氏だが、概ね現在の大学生に対して肯定的な印象をお持ちのよう。 森ファンのみならず、大学ってどういうものなのかを知りたい高校生以下の年齢の人に読んでもらいたい一冊。
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