2005年09月15日(木) |
映画「TAKESHIS'」について A Director Kitano Work Of The Collected Studies |
9月6日の日記でも触れました11月公開の映画『TAKESHIS'(タケシズ)』を待ち焦がれている者です。
その映画は監督北野武、主演ビートたけし/北野武で、主な登場人物は売れっ子のビートたけしと役者を目指すコンビニ店員北野であります。 この情報だけで既に期待が膨らむのですが、更にストーリーが、ビートたけしが演じる映画の世界に北野が迷い込んでしまうという現実と夢が交差するという凝ったものだそうで、僕の中では期待が大きく膨らんでいます。
この映画は北野作品の集大成という情報も聞きました。 普通、集大成だという作品は大味になってしまいそうな気がするのですが、僕は、字の如く、この映画が今までの監督作品のよさが化学反応し、暴発されたエネルギーがスクリーンから放たれることを期待しています。
監督のファンの方、映画好きの人、普通ではない映画を観たい方、みなさんはこの映画をどう思っていますか? ベネチアでは賛否両論だそうです。 ただ、「理解しがたい」という評があるそうですが、映画は理解させるものなのでしょうか? 「理解しがたい」と言った人のことが理解しがたいです。
最後に。 仏のある雑誌の編集長は、『TAKESHIS'』や監督をこう評しているそうです。 「俳優と監督としての自分の生き方をちゃかしながらも深い洞察をする、まれに見る傑作だ。このように破壊と創造を繰り返す監督は現代ではほかにいないのではないか」
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