今は、なんだかんだいって、昔と比べて戦争色が濃くない時代で本当に感謝しています。 こればっかりは個人の力では変えにくいことなので、感謝するしかありません。 たとえ個人の力で変えられる場合があろうとも、僕は変えようとはしないタイプの人間だと思います。
うちのおばあちゃんは、よく、昔の男の人はかわいそうだったと言います。 戦争に駆り出されていったお兄さんのことを想い、そんな記憶を噛みしめるようにして言っているようです。 そして、そんな時の母親(おばあちゃんやそのお兄さんの)の態度も立派だったとも言います。 母親は、戦争のために、お国のために戦場へ駆り出されていくことは仕方がないと覚悟して、お兄さんに対して「しっかりしなさい」と喝を入れたという。 なんて悲しいことでしょう。 そしてなんて僕は恵まれているのでしょう。
今の世の中、よく<戦争反対>という言葉を耳にしますが、戦争に賛成せざるを得ないほど、敵対する国に対して憎しみを持っている人たちに対して、僕たちは何ができるのでしょうか。 少なくとも、まずは、自国の良い部分に目を向け、更によりよくしていこうとする姿勢が大切なのではないでしょうか。 自国が豊かでなければ、他国とつきあうことは無理でしょう。 しかし、「バカの壁」ではないですが、相手に自分たちのことを理解してもらおうなんていうのは、きっと限りなく無理なことのような気がします。 むしろ、自分たちの考え方を相手に押しつけようとすることの方が異常なのでしょう。 いろんな考え方があってこそ、思考の自由は保障されるのですから。 考え方の違いで戦争が生まれるということは避けなければいけません。 戦争は、やはり貧困の問題から生まれるのではないでしょうか。
僕が願うことは、貧困の国がそうでなくなるほどの何らかの科学の力が生まれることしかありません。 衣食住がどの国ででも自力で賄えることができるようになれば、戦争はより起き難くなるはずだと想うからです。
しかし、やはり科学というものを受けつけない宗教をもつ国があると思います。 戦争は仕方がないという教えを子供の頃から受けている国もあるでしょう。 そうなると、あとはもう、情報の発達にかけるしかありません。 情報の発達により、一国の中ででも、色んな考え方をする人が存在し、また、個人個人が複数の角度から物事を捕らえるようになれば、きっと。 きっと、より戦争の起こりにくい世の中になると思います。
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