| 2005年06月11日(土) |
ナンセンス・ポエトリー |
いつだったか母がこう言っていた 「お前はなかなか生まれてこなかった」と それは生まれることへの恐怖故だったのだろうか そんなことをふと思いつく
ひっこみがつかなくなってしまって 生まれてみたのはいいが何をしたらいいのか そう赤ん坊の頃思っていたのかもしれない 引き続き何をしたらいいのかわからないけど
何をしてもいいんだと神様は言うけれど していいことがあまりにも多いから迷ってしまう だれか僕のするべきことを教えてよ そうしたら日常が彩りに満ちるだろうか
この先の道には深い霧がかかっていて 慌ててもがいてみてもただ疲れてしまうだけ そんな自分にも意味があるのだろうかと思うたび 心の中ではいつも決まった答えが浮かんでしまう <意味なんてない>
本当は意味なんて求めていない 世界平和でさえ求めているのか怪しい 危険を潜り抜けながらもずっと 目の前の景色が豊かな道を通りたい
一つの道は一人の人間しか通ることはできなくて 前例のないそのコースに戸惑っているけれど 誰も歩いたことのない道だからこそ この先を歩いてみたいと思うのだろう
何をしてもいいんだと神様が言うのなら 僕は自分の道に足跡を深々とつけていこうか たどり着いた先から今まで歩んだ道を眺めるとき 何を思うのだろうかと気にしながら
―END―
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