| 2004年10月16日(土) |
裏人格との対話 A Dialog With Back Character |
僕:やっぱり絵画っていうのはいいですね 裏:まあね 僕:何にも考えることなくても普段受けない刺激を与えてくれますよね 裏;まあそういうのもたまにはいいよな 僕:僕なんかはシャガール、ダリ、マグリット、そしてキリコなんかが好きですよ 裏:写実的じゃないやつね 僕;そうですね 裏:俺は写実的なやつが好きだなあ 僕;そうなんですか 裏:写実的なやつってのはあの技術に感動するんだよ。あの現実以上に現実的な感じがね 僕;確かにね 裏:それに比べてシャガールだのダリだのってのは頑張れば誰でも描けそうな気がしないか? 僕:しませんよ。あんな凄まじいものはやはり当人らにしか描けませんよ 裏:そうかなあ 僕:そうですよ 裏:だって現実にはない風景だの人物だのを描くんならどう描いたって間違いじゃないわけだからね 僕:まあそうですね 裏:だから簡単でしょ 僕:簡単ではないですよ。そこまで言うんだったらああいうのを描いてみてくださいよ 裏:いや、ああいうのには興味がないから・・・ 僕:あ、逃げるんですか? 裏;逃げるまでもないよ、お前の挑戦状なんて 僕:あ、バカにした 裏:おいおい、お前は俺と同一人物なんだぜ。バカにするもなにもないよ 僕:まあいいでしょう 裏:なんだよその言い方は 僕:あなたは写実的でないものをバカにするふしがありますけどね 裏:お、話を戻したな 僕:現実にはない風景や人物、もしくはそのようなものを描く場合でも、その世界なりの秩序というものを構築するのが難しいんですよ。だからむしろ、写実的なものよりもそういうものの方が実際は描くのが難しいと思いますよ 裏:そうかなあ 僕;まあ写実的なものだって、現実とはやはり違うわけですから凡人には難しいと思いますけどね 裏:まあな。じゃあお前はシャガールやダリとかのどういうところに感動するんだよ 僕:感動ですか 裏:おお 僕:そうですね。確かに感動しましたね・・・やはりその世界なりのルールがありつつも見たこともないものというのに感動するんでしょうね 裏:そうか。ということは互いに感動する面が違うんだろうな 僕:まあそういうことでしょうね
―END―
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