y=8/xのグラフの、xもyも正の領域の部分の軌跡を思い浮かべて欲しい。 それが我々の感じる一年の時間の長さである。 1を10代、2を20代とすると10代のときは1年を8と感じることになる。 20代は4、30代は8/3、40代は2、50代は8/5、60代は4/3、70代は8/7、80代は1、90代は8/9、100代は4/5・・・となる。 あながち間違っていない数字だと思う。(そもそもこの数字が間違っているという確証たるものがない)
なぜそう感じるのか? ずばり子供にはまだ見知らぬ世界が待っていて、あらゆる種類の刺激を受けるからである。 大人はその反対である。 平穏な日常が毎日繰り返されると、まるで動きのない画面を圧縮してデータがスリムになるようになっている防犯カメラの画像記録のように体感時間が短くなっていくのだと思う。 だから生に執着する人間ほど大人になってもあらゆる刺激をうけようとするのだと思う。 さてあなたは最近の体感時間をどのように感じていますか? 補足しておくと刺激を受けている最中はそれを短いと感じるが、それは後で振り返ってみた時、他の時に受けた刺激と伴って全体的に長く感じるのである。 そして反対に退屈な時間が流れ早く時間が過ぎていかないかなあと思っている間の時間ほど、後で振りかえった時に短く感じるのである。
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