筑紫哲也はなんだか嫌だ。 何がかと言うと、自分は守備範囲が広いんだぞと言わんばかりの顔をするからである。 先日、番組で椎名林檎との対談の場を設けていた。 そのコーナーの冒頭、「以前から会いたかった人です」と言っていた。 最近のミュージックにも興味があるんだという感じがして何だか嫌だ。
確かに、誰に何と言われようが自分が興味をもち、気にいったものは評価するという姿勢は正しいといえば正しいのだが、そういった考えが嫌みに思えてしまうのである。 嫌いと言うよりも気に食わないと言った方がいいかもしれない。
「幻の魚」 幻の魚を釣った。 その瞬間、それは幻ではなくなった。
「キリのない引出し」 どんなに引いても引いても奥が現れない引出しがあった。 この引出しがしまわれている部分はどんなに奥行きが深いのだろうか? その引出しは壁の中に埋め込まれており、奥行きがどれほどのものかはわからなかった。 その引出しには小学校の校長先生の朝礼時の御話が入っていた。 (いっそ、開けなければよかった。) 皆がそう思っているだろう。
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