冬は好きだが、冬の寒さは嫌いだ。 反対に夏はそのアクティブさを見習いたい。 ちなみに夏の暑さは嫌いだ。 秋は最近嫌いになった。 ただ肌寒いだけじゃねーかよ! 春はぼんやりとしてしまう季節だ。 だからパッとしない。 だから嫌いだ。
最近森博嗣という人の小説(フィクション)を五冊連続で読んだ。 その五冊はシリーズで、S&Mシリーズと呼ばれている。 そのシリーズは全部で十冊あるらしい。 なぜS&Mかというと、主要人物が犀川創平と西之園萌絵という名前だからだ。 はじめ、僕はこれを「寂しがり屋とマダム」の略だと思っていた。 この小説の感想や解説を今ここに記す気にはなれない。 面倒くさい。 ただ例えば「冷たい密室と博士たち」の中でこんな文章が出てくる。 こう言い切れる主人公の発想が好きな事は確かだ。
面白ければ良いんだ。 面白ければ、無駄遣いではない。 子供の砂遊びと同じだよ。 面白くなかったら誰が研究なんてするもんか。
これは国立N大の助教授という設定の犀川の言葉である。
後に、今まで読んだ森博嗣(名古屋大学工学部助教授)の小説のタイトルを意味も無く載せておく。
「すべてがFになる The Perfect Insider」 「冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room」 「笑わない数学者 Mathematical Goodbye」 「詩的私的ジャック Jack the Poetical Private」 「封印再度 Who Inside」 (文庫は全て講談社より出版)
最後にもう一つ。 「すべてが・・・」の表表紙にタイトルや著者名と一緒に載っている言葉を。
「先生・・・・・・・、現実ってなんでしょう?」 萌絵は小さな顔を少しだけ傾けて言った。 「現実とは何か、と考える瞬間にだけ、人間の思考に現れる幻想だ」 犀川はすぐ答えた。 「普段はそんなものは存在しない」
―END―
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