2001年06月15日(金) |
かたつむりと瞬間の想い |
◇学校の帰り道、 大学から駅までの道を歩いていた。 ふと、歩道にある石ころに目がいった。 何気なく右足で蹴ろうとした。 するとどうだろう! それはちいさなカタツムリだった。 とっさに足を引っ込ませた。 早めに気づいたから、 余裕で蹴らずにすんだ。 よかったよかった。
◇ふとした瞬間に想う事なんて山のようで、 時には何も考えていなかったりもする。 なんて気まぐれなんだろう。 でも、それでいいような気がした。 何かに対して、いつまで考えていても、 結局何もわかっていなかったりもする。 でも一つだけわかったことがあった。 「僕は1人でここにいるのではない」と。 そんな想いを、ガムのようにかみ締めていた。 あのお気に入りの曲だって、 一生忘れることのない素敵な映画だって、 僕のつくったものではない。 それらをつくった人を羨ましく想い、 そして嫉妬さえも抱き、 そう想ってる瞬間にも、 僕はここに1人でいるわけではないと想えてきた。 みんながいるからこそ、 そう想っていられるのだろうと。
<かたつむりと瞬間の想い>の巻−END−
ついしんのランチ ○持参のオニギリ3つ
[ぢぇんのコメント] でも・・・雨の日・・・グシャって音がして・・・振りかえると・・・ かたつむりが潰れてる事ってあるよね・・・悪気はないのに・・・
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