2001年06月10日(日) |
めちゃめちゃイケてるっ!? |
小学校が血の海と化し、そこで8人の子供が殺害される。 子供たちにとって、それはあまりにも突然の出来事だっただろう。 何がなんだかわからない。 犯人は約15分にわたって子供や教諭達を刺し続けた。 その結果、15人が重軽傷を負い、 8人の子が死んでしまった。 それだけが犯人のとった行動の真実だ。 まさに結果が全てを物語る話だ。 もう、どうしようもない。8人は帰らない。 容疑者は逃げられない。 その罪から逃れることはできない。 彼に来年の春はやってこない。 彼はイケてない。
どうなんだろう?きっと笑ってなかったんだろうなぁ、最近。 常にイライラと不安が募っているような、そんな状態で、 何かに追いつめられていたのだろうか?
僕は笑っていたい。 「笑う門には福来たる」。なんて素敵な言葉なんだろう! 心の奥底では、いつでも笑っていたい。 どんな辛い事があっても、それは何かの為なんだ! そう思えれば、心の中は次第に桜の花で満たされていくのかもしれない。 そんな気持ちでいたい為に、僕はその方向に向かって歩いて行く。 まるでロード・ムービーの主人公のように、 何かの結末を求めるかのように。 自分でしか知れ得ないようなものを求めて。 そうしていたら、ずっと笑っていられるのかもしれない。 少なくともそう信じながら、 僕は自分なりのまっすぐを見続けていたい。
僕はめちゃイケ精神を忘れないで、 特にこれからは前を向いていく。 自分は今、めちゃめちゃイケてるっ!という状態なのか? それを自分に問いながら、僕は明日に向かって撃っていく。 銃口はいつだって自分なりの前に向けながら。
<めちゃめちゃイケてるっ!?>−END−
[ぢぇんのコメント] 数ある事件の中でも、俺が生まれて以来稀に見る惨事だと思う。 でも、きっと、いつの時代にも、その時代での「最悪」な事件は起こるだろう。
これを書いている時、決して冗談半分で書いたとは思わない(むしろ真剣だろう)が、それでも 「彼はイケてない」 の表現は許せない。言葉なんて一種の伝達手段にしか過ぎないけれども、 だからこそ大事な事を伝える時には相応しい表現方法があると思う。 「イケてる」「イケてない」 これでは、真剣な想いだろうと冗談にしか聞こえない。
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