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「銃とチョコレート」乙一
2006年10月09日(月)
「GODIVA」と記されたカードを残して財宝を盗んでいく怪盗ゴディバが世間をにぎわせていた。それに対抗するのは、名探偵ロイズ。ロイズは子どもたちの憧れだった。
父を亡くしたばかりの少年リンツは、父に買ってもらった聖書にはさんであった地図に、ゴディバが残したカードと同じ絵が描かれていることを知る。リンツはロイズに手紙を書く。そしてロイズが会いに来てくれて…。

という、ミステリーランドにはぴったりの展開ですね! …最初のうちは(笑)
途中からだんだんブラックになってきて、にやりとさせられます。その後の展開も、二転三転。ワクワクしながら読みました。
なかなかおもしろかった!

しかし、アレですね。これはジュニア向けのシリーズですよね。
こんなブラックな話を読ませちゃいかん、とはまったく思わないけど、これはオトナが読むから楽しいんじゃないのかな。
つまり、「オーソドックスな展開ならこうなる」というのが裏切られていくから楽しいと思うわけで、そういうのがなかったら、へんな話って思うような…。ま、そういう読書体験も素敵だと思いますが。

それからね、やっぱりなんでもないんだけど、ほろりと泣かせるんだよなあ。うまいなあ。
タイトルもいいね。
★★★★


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