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「死神の精度」伊坂幸太郎 2005年07月16日(土) 死神を主人公にした連作短編集。「クールでちょっとズレてる死神」とか書かれてますが、いやほんとに。淡々とした語りがいいです。 不慮の死を迎える予定の人間の下に現れ、一週間の調査期間で、予定通り死ぬことが可であるか、見送りであるかを判断する死神。彼はその時々によって姿が変わり、音楽が大好きでCDショップに入りびたり、そして彼が仕事をする時はいつも雨が降っているため晴天を見たことがない。 そんな死神が出会う6つの物語。本格推理小説っぽい雪の山荘があり、ロードノベル風あり、恋愛小説風あり。 どれも味わい深いものでした。最後の1編のシーンでは、なんともジーンとしました。映像がないのに伝わってくるのはすごいよね。 「恋愛で死神」に出てくる、「自分と他の人が同じことを考えたり、同じことを言ったりするのって、すごく幸せに感じるんですよ」には同感。ロビンソンだね。 ★★★☆ |