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「不思議な少年 3」山下和美 2004年12月09日(木) 今回は3本の話を収録。1本目は、リストラされた男とその家族の話。過去の自分の祖先の生活を見ることで、小さな選択の積み重ねで今があることに気づく。このテーマは、マーク・トゥエインの同名小説と同じですね。でもこちらは感動的に仕上げてあります。 2本目。南極大陸を極点目指しながら遭難してしまった冒険家。たった一人を除いて仲間はすべて失い、二人きりの旅を続ける。その残った仲間は、密航者であり、かつて彼が殺した浮浪者の息子とそっくりだった。疑心に駆られた彼は、自分と葛藤する。見守るのはセイレーンか? 今回の話の中では、この話がいちばん好きでした。 3本目。時代の変わり目で、両親を失いながらもたくましく生きる貴族の少女の話。 朝日の書評にも取り上げられてましたね。ライフワークにしたいんだとか。 こういうのは、話の系統が似通ってしまいがちなので、今後に期待。南極の話はよかった。 ★★★☆☆ |