つれづれと・・・ふと思う事

2004年11月01日(月) 読書の秋

久しぶりに本を読んでます 小説です 何年ぶりだろう??
読書はキライではないのだが 本を選ぶのがニガテなんだよね
書店で 背表紙のタイトルを眺めているだけで 気持ち悪くなってくるのだよ
たくさんありすぎて 選びきれないってゆーのもあるんだよね
タイトルとか 著者の名前で 手にとって裏表紙のあらすじとか 解説読んで うーーーんと悩む
そして また 違う本に手を伸ばし・・・ 5冊も繰り返すと わけわからなくなってくる
それに 最近は文庫本でも高価だし 新刊はもっと高いし でかくてかさばるし
マンガ雑誌なら捨ててしまえるけど 字ばかりの本って捨てるの惜しいし
古本屋へ持っていくのも面倒だし そんなだから図書館も借りに行くのも返却も面倒だし
そういえば 自分で買って読むっていうのは 若い頃からあまりしていなかったな
父が活字中毒で マンガでも 新聞でも 小説でも 時間があれば 活字を追っていた
特に 歴史モノや 推理小説が好きだったのかなぁ? あとは純文学?? 国語の教科書に載ってるようなお話は たいてい家にあった
とにかく いつでも本を手にしているような 父だった
子供の頃 増えすぎた本を お小遣い代わりに リュックいっぱいもらって 古本屋へ売りに行ったこともある
通勤に片道2時間くらいかけるようになった兄も よく 文庫本を買って読んでいた
そんな環境だったので 実家にいた頃は 家の本棚から てきとうに選んで読んでいた
赤川次郎が流行った時 父も兄も読みやすいと 気に入って 端から買い漁っていた
それらは 父 兄の次に おいらもずいぶんと読んだ 読みすぎてわけわからなくなり
適当に バッグに放り込んで 出かけ 電車の中で読み始めたら 過去に読んだことがある作品だったこともあるくらい読んだ
実家を離れ あまり本を読まなくなった
そして たまに何か読みたいと思い 書店へ行って その時本選びがニガテだということを知ったのだがね
それでも販売の仕事をしていた頃は 1人で休憩の時があったり いつでも近くに書店があったので
ふらりと 本を探す事も出来たのだが 今はのんびり読みたい本を探す気にもなれないかなぁ
ここ数年は マンガ以外は PC関連の マニュアルっぽいものしか 読んでなかったかもしれない
さて そんななのに なぜ 今 読書にはまっていられるかというと
9月に 友達の家に遊びに行き 友達が文庫本を読んでいて その作家にはまっているというので
おいらも 読んでみたいと言ったら 快く貸してくれたのが 始まりだ
ダンナさんが おいらと同じ建物で働いているので 読み終わると次を持ってきてくれるのだ
そうして もぉ 何冊読んだだろう? 短編 長編合わせて 6冊くらいかなぁ?
著者が 同年代の同性ということもあるのか とても読みやすく 感情移入がしやすい
もっぱら 通勤時の電車の中でしか 読んでいないのだが 通勤が楽しくなった
それまで 通勤時ってぼけーっと ろくでもない思考ばかりをしていたが その思考も活性化できてるようだ
同じようなことを 悶々と考えて行き詰まっていたけど 最近 それらについて あまり考えなくなってきてるし
本を読み 考えるっていうのは やっぱり大切なことなのかもしれないね
でも 母に言わせれば 父は自分の中で咀嚼する間もなく 絶えず本を読みつづけていて 何の役にも立っていなかったようなのだがね
まぁ それは 人それぞれということで
たまには 本を読んで 脳みそに新しい 皺を刻むのは 良いことさ


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