つれづれと・・・ふと思う事

2003年05月21日(水) おいらの中のかまってちゃん

おいらの中には 小さな女の子が棲んでいる
気がつくと いつも真っ暗なところで泣いている
彼女は 寂しがりやさんだ
寂しい 寂しいと 泣いている
彼女が泣くと おいらも泣きたくなってくる
誰も愛してくれないと泣きじゃくる彼女
おいらは 彼女を愛しているのに・・・
おいらの愛ぢゃ ダメらしい
誰か おいら以外の人が 愛してあげなきゃ
彼女の涙は止まらないようだ
自分から誰かを愛すれば 愛を得ることができるのに
幼い彼女は その術を知らないのだ
たやすく無償の愛を得ることが出来る人を見て
自分もそうなればいいのにと 願うことしかできずにいる
彼女は 愛されないだけではなく 誰からもかまわれなかった
いつも一人ぽっち 誰も彼女に気づかない
なので 利用するために近づく人々にさえ
かまってもらえれば 無防備に着いて行ってしまうようになってしまった
そして 利用価値が無くなれば 放置されるのだ
そんな繰り返しでも 一人でいるよりかは ましだと思うようになってしまった
自分を安売りしても 孤独よりかはいいと思うようになってしまった
でも 本気で愛されてないのは やはり寂しくて悲しい
そうして 今日も 寂しいと泣く
かまってほしいと 愛して欲しいと泣きじゃくる
彼女に愛される喜びを教えてあげたい
あたたかい愛に包まれる安堵感を教えてあげたい
でも おいらの愛ぢゃ ダメなんだ
誰か おいらの中の 幼い彼女の存在に気がついて
そして 愛してあげて欲しい
ひとりぼっちぢゃないと 教えてあげて欲しい
今日も 真っ暗闇の中で 泣いている・・・
 


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