日々是修行也
BBS









登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2009年08月09日(日) 新橋の飲み屋で

『夜這いコース』の話はまだまだ書き足りないけど、嗜好(!?)を変えて


早期退職したH先輩から朝電話があり、急遽その日の夜に飲むことに。


『場所は新橋なんだけど何時に来れる?』というH先輩に対し


「仕事片付けて7時ぐらいですかねぇ」と言うと


『もっと早くなんないの?? チャチャッと仕事片付けて来いよ。5時はどう!?』


「・・・ちょっと調整してみますけど、、頑張っても5時半かと・・」


『そう? 無理!? どうしようもない?』


「ええ、、頑張っても5時半ですね、、」


『わかった、じゃあ5時半でいいや。ついでにYさんにも電話してみるよ。 俺はチョット先に行って飲んでるから』


この先輩、早期退職で会社を辞めた後も再就職することもなく無職のまま生活してる・・・何ともまぁ、羨ましい境遇の持ち主。


退職の原因には”うつ病”を患っていたことも原因しているのだが、働かなくても色々なお金が国から給付されるようで、、奥さんもパート程度でしか働いていないにも係わらず結構な収入があるらしい。


”毎日が日曜日”の無職の先輩に朝突然電話で飲みに行こうと誘われ、しかも夕方5時って・・・そりゃ〜自分は働いてないから何時でもOK何だろうけど。。。

その辺の気配りを全くしないところからすると病気は完治してないらしい。(~_~;)


指定してきたお店は、 『大露路(おおろじ)』というお店


即座にパソコンでお店を検索して地図を携帯に転送する。


その後の電話でYさんは用事があって来れないとの返事だったそうな、、、



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5時20分、新橋駅からお店に向かう途中で携帯電話に先輩から着信。


『いま、新橋駅に着いたからさぁ〜』


「俺はもうすぐ店に到着するところです」 ”何だ、先に飲んでるんじゃなかったのか・・・”



お店はTBSのBS放送『酒場放浪記』で紹介されたお店だそうで・・・5時半チョット前だというのに、2席しか空いてなかった。

ラッキーな事にその最後の2席に滑り込む。


お店の料理メニューはどれも300円。


『どうだ!? うまいだろ、、』


「ええ、、安い割りに美味しいですね」


2人で10皿以上の料理をオーダーし10杯近い酒を飲んだところで、先輩が切り出す。


『実はさぁ、一緒にマレーシアに旅行行かない?』


急な呼び出しは、先輩が昔赴任していたマレーシアに一緒に行く”連れ”のオファーが目的だった事を知らされる。


「9月の連休がらみなら何とかかなるかも知れませんが、、、ゴルフとかやるんでしょ?」

『うん、、高級ゴルフ倶楽部をRさんのコネで予約できるから』

「あぁ、Rさんですか、」 (Rさんは、マレーシアでもかなり有名な華僑の名士。


『そう、オマエも知ってるだろ〜、 あのRさんが、この間日本に来たときに連絡が取れて会ったんだけど、その時、是非マレーシアに遊びに来いよと言われたんだよ』


「じゃあ、Yさんとも相談してみますよ。」(Yさんは共通の知人でハッピーリタイアした気の置けない大先輩で過去に何度か一緒にマレーシアに行った事がある)


後日Yさんに連絡したところ、

『あぁ、俺はいいや。丁度パスポートも切れたし・・・。お前と一緒にタイだったら行ってもいいけどな、、(笑』


他にも色々理由はつけていたが、いくら”うつ病”とは言え、働きもしないで毎日ブラブラしているH先輩と行動を共にしたくないというのが本音らしい。


『Hもホント変わったよな〜、昔のHだったらいいんだけど、あいつ全然だらしなくなったからなぁ』


H先輩にで2人の不参加をメールする

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Hさん こんばんは、
Yさんとも話をしたのですが、年内のマレーシア行きはちょっと無理です。
まとまった休みが取れそうにありません。
また近い内に新橋で飲みましょう。
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しばらくして携帯電話にHさんから着信が・・・


電話口で再度事情を説明してマレーシア行きを断った。


”うつ病”ってホント直ぐには治らないんだなぁ・・・・(+_+)


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弥勒(みろく) [MAIL]

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