日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2009年02月13日(金) 草食? 肉食?? 「草食男子とは・・・」

「草食男子」の名付け親とされるアラフォー、深澤 真紀(ふかさわ・まき)さんの対談から

”草食男子”にとって「据え膳食わぬは男の恥」とか「送り狼」といった言葉の意味は理解できない、「なぜ女と見たら口説いたり、セックスすることを考えないといけないんだ?」と思ってしまうそうだ。

「男女の間に友情が成り立つと」と考える”草食男子”は女性とのつき合いを特別なこととは思っていない。

今の40歳以上の世代は、女性とデートするためにお金や時間を費やすのが当たり前だと考えているが、”草食男子”は「男から告白する」とか「男がデートの段取りを考える」とか「男がデート代を払う」ことを当たり前と考えていない・・・つまり、“男女関係が割り勘”だという。

一晩同じ部屋で過ごしても添い寝するだけの「添い寝男子」の存在を著書に記した時、「そんなやつは絶対にいない」と周囲から言われたそうだが、最近になってやっとその”存在”が認められるようになったとも。

『「自分の部屋に呼んでも、手も出さないでDVDを一緒に見て帰るだけ」と言って怒る女性もいるが、男性に手を出してほしければ自分から出せばいいだけです。』と「草食男子」を擁護する発言も・・・。(笑

深澤氏の持論は・・・

「草食男子」が急に増えたのではなく、そもそも男性の2〜3割は昔から「草食男子」のような存在だった。
そもそも日本男子は、恋愛やセックスにガツガツしている人ばかりではない。
「草食男子」が増えたと言うより、バブル世代以降の”女性の恋愛観やセックス観が変化したのだ
”と。

20年前、結婚前のセックスはタブーとされ「結婚するまで処女を守る」女性が大勢いたのは、「処女に価値がある」という価値観が世間にあったからであり、バブル期以降、女性の恋愛観とセックス観は大きく変化し、今は「結婚前にセックスしない方が問題だ」となっている。

それを裏付けるように、厚労省「出生動向基本調査」では、20代前半の未婚女性のセックス経験率が、20年前32%だったのが、今は54%と大きく増加した一方、男性は53%=>58% とほとんど変化していない。

女性のセックス経験率が増えた事が「草食男子」が増えた(ように見える)理由と指摘する。

また、アダルトサイトなどの充実もその要因の一つとして指摘し、

『日本人はもともと、恋愛よりも“性愛”に興味があるので、春画などが充実していました。今でもアダルトメディアはとても充実しているし、性的嗜好に合わせた様々なジャンルもあるし、様々なグッズも充実している。』

『また、今の20代男性にはお金もあまり無く、恋愛に使うくらいなら貯金したいと思っている。不況でいつ仕事がなくなるかも分からないし、「この1万円で1週間は食いつなげる」と思ったら、恋愛にお金をかけられない気持ちも分かります。 』

『恋愛にドラマを求める女性にとっては、「草食男子」はあまり向かない。ドラマでよく見る、雨の中走って会いに来るとか、長い時間家の前で待っていた・・・という行動を「草食男子」はほとんどしないから。』

『そのかわり、「草食男子」は”日常生活は一緒に楽しめる存在”だ』
・・・とも

『「草食男子」は「恋愛や人間関係が苦手で傷つくのが怖い」とも言われますが、むしろ、相手を傷つけることが嫌なんだと思います。

男女関係において常に「傷つくのは女」というイメージがあり、「草食男子」は恋愛やセックスで女性を傷つけることが嫌なんです。自分だけではなく、他人も傷つけたくない人間関係を考えている結果だ』



もちろん、若者男子がみな「草食男子」化しているわけでは無く、今でも肉食男子の方が多数派であり、「草食男子」という言葉がクローズアップされた為、彼らの存在が増えたように見えているだけだ、とも。


バブル期に日本女性の生き方が多様化したように、バブルがはじけて以降の長い不況が続く日本で男性の生き方が多様化した結果の一つの例が、「草食男子」だと解説している。

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そんな折にユミからいきなり携帯メールが届く


『弥勒さん 見た目 草食系男子』


「実際は??(笑」


『言わずもがな(笑) 肉…
あ  雑食か』


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そう、自分はバブル世代だから。(笑


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