日々是修行也
BBS









登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2008年08月11日(月) 憎むべきは・・・

1.過去の堕胎手術により前置胎盤だった妊婦に対し、出産時の危険を説明して設備の整った大病院での分娩をすすめたが、大野病院での分娩と子宮温存を希望した

2.帝王切開による出産時、予見できなかった癒着胎盤が発見される。加藤医師は力を尽くして処置したが、子宮温存は困難と判断して摘出。 何とか救命できたかと思った直後、心停止に至り母親が死亡

3.病院・医師の処置に過失は認められなかったが、遺族に全く償いがされないことはあまりに非情ではないかと病院内部で検討した結果”、過誤”があったことにして保険による賠償金を支払う決定をした

4.遺族(死亡した妊婦の父親=渡辺好男)はそれでも執刀した医師に対する恨みが消えず、墓参りに同行した加藤医師に墓前での土下座を強要し加藤医師はそれに従った

5.福島県警・福島地検は医師に業務上過失致死罪が適応されると判断・母体死亡から一年以上経過してから、妻(妊娠10ヶ月)の出産を控えている時期に加藤医師を逮捕

6.マスコミが医療過誤としてセンセーショナルに報道するが、癒着胎盤という疾患の難しさを知る医療界は全国で不当逮捕ではないかと疑問の声や地元住民たちによる多くの嘆願書が寄せられる。

7.しかしそのような抗議を一切無視して福島地検は起訴

綿貫 茂 (元福島県警本部長) 現在:警察庁科学警察研究所副所長
片岡康夫(元福島地検次席検事) 現在:千葉地検交通部長


この少子化の時代に追い討ちを掛ける(多くの産婦人科医が他科に流れた)ような事件・・・というか福島県警と福島地検による犯罪は地方裁判所の冷静な判決により防がれた。

今更無罪判決がおりても、その間に加藤医師が失ったものはあまりに大きく、取り返しが付かない。


 < 過去  Index  未来 >


弥勒(みろく) [MAIL]

My追加