日本沈没とはいっても小松左京の小説にあるような地殻変動で”土地”が沈むのではなく・・・

年金に端を発した様々な医療保障問題で、国民の家計が”沈む”という事


労働者が汗水流して預けたハズの年金は、社会保険庁含めた厚生労働省の役人連中にその大半を搾取され???受け取れずハズの頃にはその原資は無くなっている。


医療技術の進歩で人体の延命措置は飛躍的に向上、”寝たきり”で何年、何十年も生きていられる世の中になっている。

自分の手で食べ物を口に運んだり、咀嚼（そしゃく）したり、飲み込んだりしなくても???チューブで直接胃に栄養が流し込まれ
その排泄も、家人やヘルパーや看護師によって後片付けされる。

そんな状態であっても、当人はハッキリとした自我や自覚を持ちながら生きているのだろうか？？？

病院内、無菌室で温湿度も安定した環境であれば100歳を越えて生きるというのはたやすいこと。

でも、そんな生き方が本人にとって幸せなんだろうか？


痴呆まで患うと、そもそも死にたい願望もなくなるだろうし、、


家族の負担は経済的なモノだけでなく、多くの時間や労力が費やされ???それはエンドレスの様相だ


オランダ・ベルギー・フランスなど、安楽死を認めている国も幾つかあるけど、仏教的教義の日本は受け入れられない制度なんだろうなぁ。


敬老の日の行事で、辞任したハズの安倍晋三内閣総理大臣から１００歳を慶賀する書状と銀杯が届いたけど・・・受け取るべき本人は病院で眠り続けたままだ。


日本は沈没を始めている・・・高齢化という波にのまれて