日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2006年09月16日(土) 飲み会の帰り道、、

各駅停車の某駅の構内で、エスカレーターを昇る。

4段程先にはエレベーターの全幅を埋めつくすぐらいの巨漢男(びっこ)がひとり


エスカレーターを昇りきったところで、巨漢男の前方には2人連れの千鳥足中年サラリーマン、その前方には仲間がさらに数人


と、その一人のポケットから何かが落ちた、


”お札だ!” とっさに気付く


しかし、中年サラリーマン2人は気付かないままホーム中央へと歩いていく (各駅停車しか停車しない駅なので、ホーム中央にいないと乗車出来ない)


後方から巨漢男を追い越し、横目で現金であることを確認しながらもお金には気づかないフリをしてやり過す
(その巨漢男がどんな行動を取るのか興味があったから)


しばらくしてびっこの巨漢男がハダカの札束(といっても数千円)を手にやってきた、


気付かれないようにその男をウォッチしていると


自分のポケットから財布を取り出し、拾った現金をしまっている・・・





”あぁ、そうするか” ・・・というのが感想



これが落とし主が美人OLとかだったら「落としましたよ」の一声をかけるのだろうか?!


確かに相手は酔っ払いのオヤジ連れ、所詮「落としましたよ」と声をかけた所で『いやぁ〜ニイちゃん スマンねぇ』などと、たいしてありがたがられる事も無く”千円札”を再びポケットにねじ込んで帰るだけなんだろうなぁ〜、




何だか他人の深層心理を垣間見たような気分になった。。。

同時に、美人OLだったら自分自身がやり過さないで自ら拾い上げて「落としましたよ〜」などと声をかけるんだろうか???

あるいは、「おぃ、お前さっきあの人のお金拾っただろう。ネコババしてないで返せよ」というのが正義なのだろうか!?


明らかにほろ酔い気分のサラリーマン集団が、お金をぞんざいに扱いハダカのままポケットに仕舞おうとして駅のホームに落とした・・・。

飲み代のお釣りだろうから、精々数千円。。。 無くなったとしても落胆しないだろうし、ある意味自業自得だろう






これも、、”金は天下の回りもの”の連鎖の一つか?!


う〜ん、、、コチラも酔っ払ってた中で色々考えをめぐらせた。。。


俺は、決して事なかれ主義ではないが、正義感を前面に振りかざした熱血漢でもない。


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弥勒(みろく) [MAIL]

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