日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2006年08月30日(水) 選択理論心理学  ?

あるブログを読んだ

そこで紹介していたのは、”選択理論心理学” (ウィリアム・グラッサー博士が提唱)


要約すると ”信用出来るのは行動だけ” (口ではいくらでも嘘をつけるが行動は嘘をつかない)


例えて、

彼女が『あなたの事が一番好き』と言いつつ浮気をしていたとする
この場合、信用できるのは行動だけ
どんなに口で『あなたの事が一番好き』と言っても信用してはダメだ、口ではいくらでも嘘がつける

「好き」と言いながら「浮気」という行動をとるのは、口で言っている事は大嘘だ
問い詰めて「もうしない」とか「反省している」とか言わせても行動で示さないと何の意味もない


言葉は行動の前では無意味だ・・・とも


つづけて

”不思議なもので人の言っている事を信じやすい傾向にあり、自分が信じたい事に対しては尚更だ・・・”と

○ 「私たちは付き合ってるよね♪」といいながら実はキスもさせないデート商法の女とか
○ 「僕は自分が誠実な人間だと思っています」といいながら実は浮気をしまくっている遊び人とか
○ 「私は子供を愛している」といいながら実は娘を虐待している母親とか
○ 「自民党をぶっ壊します」といいながら壊していない小泉さんとか


心地いい事を言われると、ついつい信じたくなり、相手の不誠実な行動も目に入らなくなる


最後に・・・

人を見るときは、その人の行動だけを見て判断しろ、そうすることで”正しい人間を見る目がつく”そうすれば”恋愛を含めて多くの人間関係の問題は解決に向かう”と



読んでスグは共感したんだけど・・・、果たして本当にそうか??? と疑問を持ちつつ本屋を探した。


けど、この人(W.グラッサー博士)の心理学の本って小さい書店ではまったく置いてない。(~_~;)


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その博士の理論の原則を抜粋すると、

1.自分でコントロール出来るのは自身の行動だけだ

2.他の人から受ける影響に対しどう反応して行動するかは自分自身で選択している

3.過去に経験した苦痛は今ある自分に影響を与えているが、その過去の苦痛に向き合ったとしても現在の人間関係に有効なことは何も無い

4.すべての人間は欲求によって支配されている

5.”上質世界”に入るイメージを満足させることによってのみ欲求を満たすことが出来る

6.生れてから死ぬまでに出来るのは”行動”だけだが、それは行為・思考・感情・生理反応から成り立つ

7.すべての行動は選択されたもので、自分自身でコントロール出来るのは自分の行為と思考だ

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この”選択理論”に対する反論は明日に・・・、(笑


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弥勒(みろく) [MAIL]

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