ユミからのメール

半ば。いつ会えるのでしょうか？
かすかな期待で待つ私。やはり無理なのかな？



”午後の３時間ぐらいしか空けられないけど新宿まで来れるならメシぐらい食べれるよ”と返信


『新宿まで出て行く』との返事があり、ランチを一緒にすることに



当日朝、


『本日二時半くらいには新宿を出ようと。早めに行って待っとくね。お店決めてる？』


＞決めてない


『では新宿パークタワー地下の由庵に、和食
わたしの好きな二期クラブ』


『http://mobile.gnavi.co.jp/search/shop.php?gShopID=g199700&gDistrict=
待ち合わせはどこで？南口？西口？パークタワー？』


＞パークタワー



仕事がおして３０分ほど遅刻


『もうわたしの限定弁当出て来たからぼちぼちいただいとく。
地下レストラン街降りてすぐで〜す』



地下のお店に到着すると板の間座布団にちゃぶ台みたいな対面座席でユミがランチを食べていた



マグロの漬丼を注文する




『男の人って丼モノ好きよね』


「うん、食べ易くて楽だから。」　（笑



食後のお茶は外でということで、新宿方面に歩きながらユミが来しなに見つけたという喫茶店を探す。


ユミが見つけたのは”タヒチアンノニカフェ”


「”ノニ”って南国の青汁みたいなもんだろ〜！？（笑」と・・・無難なチャイラテをカウンターでオーダー。



ユミも『同じものを、、』



そう言いながらバッグから何やら取り出そうとする、、”ん？さっきのランチを奢ったから、ココはユミのおごりか？”


・・・ユミが取り出したのは財布ではなく携帯電話、



”何だよ、このタイミングでまぎらわしい・・・”


それにしてもコイツ、まったく財布を出さない女になったな。出さないならまだしも、『ご馳走さま』も言わないしぃ〜








そういえば、昔も同じような事があった


喫茶店で待たせていた”Ｎ”、ケーキやら何やらオーダーして完食済み、遅れて俺が到着しコーヒーを注文して一息ついた後、一緒に店を出ようとするが・・・レシートを取るそぶりもまったく見せない。



”やっぱりコイツとは絶対に付き合わん”と心に誓った事がある、（笑



些細なことだけど、それをキッカケに一気に過去まで遡って走馬灯のように・・・そして”貧乏臭さ”を感じ取ったのと同時に嫌悪感を抱いたのを覚えている。



そういえばその時お茶をして以来、Ｎには一度も会わなかったな。メールの遣り取りはあったけど・・・。　それも今は無い、、




話を戻して、


チャイラテでお茶をして新宿駅でユミとお別れ、



「それじゃ、よいお年を」


『そうね、よいお年をの前にメリークリスマスね』


「うん、そうだね。　それじゃ」




ユミからメール


プラトニックとはつらいものなのですね、（爆）


でもとてもハッピー。今日はありがとう。忘年会はじけてください



しばらくして追伸メールが・・・


やっぱり食事より、エッチのほうがいいです。
複雑…


＞（笑　　悶々としながら帰ってね、、よいお年を！


そう、疼きなら・・・ハッピー気分で座って帰ってます。
新年はラブホでお願いします。




それには返信しなかった。