「伝説の元AV女優が“近況記事”に対して訴訟」


その伝説となった元AV女優とは、村西とおる監督に見出され一世を風靡した”黒木香（くろきかおる）”。

その彼女が、雑誌記事で近況を報じるのはプライバシー侵害に当たるとして、小学館など出版社５社とビデオ制作会社１社に対して約８４００万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたそうだ。


横浜国立大学在学中にデビュー、タイトル「SMっぽいの好き」は当時（１９８６年）衝撃的だった。（眞鍋かをりも横国だっね、笑）


小さなホラ貝を吹いて感度をアピールする手法は村西監督が編出したもので、ガンシャ（顔射）と同じぐらいのインパクトがあったのを思い出す。　（一時真似してそんなプレイしたこともあるなぁ〜、遠い目・・・爆）

作品の中で見せる強烈なマゾキャラは決して演技ではないと確信させるに十分なモノだった。これぞまさにMの王道・・・と、、

タイトルは「SMっぽいの・・・」だが、中身はどっぷりSMだった。(^_^;)


知的で丁寧な口調と同時にシモネタバリバリのキャラクター、そして黒々と生やした”腋毛”はマスコミでも大きく取り上げられテレビ番組ではバラエティから「朝まで生テレビ」まで幅広く活躍していた。

瞬間風速！？では飯島愛を抜いていたとさえ思う。


そしてAV引退後数年して、都内ホテルで起きた転落事故は自殺未遂か！？との報道までされていたが事実は定かではない。


現在彼女は無職だそうで・・・、訴状には、「引退後の近況や家族関係、出演作品を描写した記事は一般市民としての肖像権、プライバシーを侵害する」とあるらしい。


しかし、今でも彼女の作品はインターネットの動画サイトで配信され続けており見覚えのあるAVファンも大勢いるだろう。　各言う私のAVライブラリーに彼女のデビュー作品である「SMっぽいの好き」はちゃんと保存してある。加えてその続編も所持している（タイトルは失念）。　


後に製造元のクリスタル映像が倒産したため、彼女の作品だけでなく多くのAV作品が債権者の手に渡り無修正版が世間に出回った話は有名だ。


恐らく彼女の懐には1円のお金も入る事無くこの先半永久的に一世を風靡したSM系AV女優として語り継がれるというか・・・視聴され続けるのだろう。


地球上のありとあらゆる人に晒され好奇の目で見られるなんて・・・これもデジタル社会の悲哀かもしれない。



翻って唯一AV女優で成功している飯島愛は事務所の作戦だろうけど、過去のAV作品は一掃されてしまいツタヤとかのレンタルビデオ屋で見かけることは無くなってしまった。


そして今の若い世代の人達は彼女が昔AV女優だったことを知らなかったりする。　作品はすべて擬似だったとか、フォローしたり・・・。(~_~;)　件のカリビアンコムにも彼女のAV作品はあるけど、その画質たるや最悪で視聴に耐えられるものではない。　私のライブラリーの方がよっぽど画質も綺麗だし・・・・この辺で止めとこう。（笑



今夜は一昔前の村西監督作品でも観るかな！？（笑