2004年07月13日(火) |
韓国風俗街と米軍の蜜月 (長いよ~、笑) |
韓国ソウル江北(カンブク)*1の三大風俗街である俗称「彌阿里(ミアリ)テキサス」、「清涼里(チョンニャンニ)588(オーパルパル)」、「龍山(ヨンサン)駅テキサス」一帯の本格的な再開発が今年から始まった。
「ミアリ・テキサス」はニュータウン近郊の地下鉄・吉音(キルム)駅そばにあり、最盛期には置屋と言われる店が数百軒建ち並ぶ韓国最大の風俗街であった。
ガラス張りの扉を挟んだ店内では女性が数名~数十名佇んでおり、その服装はチマチョゴリあり、ドレスあり店によって様々。 店内はブラックライトやピンク系のライトがふんだんに使われており、煌びやかな女性をより一層美しく際立たせる。 まさに、日本の遊郭も同じような雰囲気だったんだろうなぁ、と想像させてくれる。
客引きはなぜかオバサン(しかもかなりのやり手)がほとんどで、行く手を阻んだり腕を掴んだりは当たり前、中にはお客と踏んだ相手が持っているカバンを自分の店の中に放り投げて店内に誘い込むのもいたりする・・・。(笑
なぜ”テキサス”と名が付いているのかというと・・・、
”朝鮮戦争”で多くの米軍兵士がお客として訪れた為、彼らに親近感が湧くテキサスという名前が付けられた。(・・・と説明してくれたのは、知り合いの韓国人だった)
戦闘で明日にも死んでしまうかもしれない兵士達にとって一時の安らぎを与えてくれたのが、この置屋(テキサス)であった事は容易に想像できる。
http://www.tabiken.com/history/doc/M/M065R200.HTM
では、なぜアメリカ=テキサスとなったのか・・・、
以下は私の推測だけど・・・、徴兵制度により国民全員に兵役義務のあった米国ではあるが、戦闘地域最前線に送られるのは常に社会的弱者である黒人達(奴隷としてアフリカから連れて来られた子孫のアフリカ系アメリカ人)であったのではないか? 特に人種差別意識の強いテキサスを含むアメリカ南部からそれら大勢の若者達が送り込まれ・・・、危険な最前線に送られていた。 その結果、お客の故郷であるテキサスという恋しい名前を付けたのが由来ではないだろうか、、。
自ら戦争を創り出し、兵器で儲け、破壊したモノを再建すると称して儲ける、消耗品のように死んでいくのは弱者である貧困層、決して血生臭く危険な現場には降り立たない富裕層を抱える米国。
皮肉なことにその朝鮮戦争により第2次世界大戦敗戦後の日本は急激に復興し、高度経済成長へと続いていく。(後にはベトナム戦争も、、)
数百年に渡り人身売買を行なってきた歴史を持つアメリカが、その事を忘れたかのように他国をレーティングする。 http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20040615-50.html
人身売買はもってのほかだが、戦争という大義名分のもとに虐殺・殺戮を繰り返す事の方こそ大罪だろう。
世界の治安維持を気取り、地球の裏側へでも派兵するが、目ぼしい資源(産)の無い北朝鮮のような国には見向きもしない。 米国の戦争は自国経済活動の一環であるかのようだ。
1990年代後半年頃は「彌阿里テキサス」で250の業者に約2000人、「清涼里588」は150の業者に約400人、「龍山駅テキサス」は50の業者に約100人の風俗嬢がそれぞれ働いていたとされるが・・・今は急激にその数を減らしている事であろう。
だからと言って、ソウルのナイトライフがつまらなくなったという事はまったく無い。 形を変えて今も様々な風俗が存在している。 中でも”驚愕の夜の接待”を受けた話はまた別途、、、(^_^;)
*1 ソウルは東西に流れる漢江(ハンガン)という川を境に、北側を江北(カンブク)、南側を江南(カンナム)といい2つの地域に分かれている。 ハンガンとは大いなる川という意味で、ハン=大いなる ガン=川となる。 韓国で使われている文字の”ハングル”が、ハン=大いなる グル=文字 というのは蛇足です・・・汗
旧市街といわれる東大門や南大門などが江北にあり、ソウル・オリンピックの時に造られた競技場や貿易センタービル、高級住宅街があり、片側8車線というとんでもない整備道路があるのが江南地区である。
ps: BBSの件ですが、昨日返事を書いて同じ内容を日記にアップした後、すぐにメールを頂きました。(かなり夜更かし、笑) で、スッキリ爽快です。 でもブルーの反対って何色なんだろ? ピンクか?? (笑
私がブルーな気分になったのは、投稿削除に対してではなく、削除して放置の”放置”にある。 と察してくれてますよね? >>心配していただいた方々へ。(^_^;)
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