日々是修行也
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登場する人物・団体・店名等はすべて架空のもので、仮に存在していたとしても単なる偶然です。 また、暴力・犯罪・性的描写も個人の思い込みによる勝手な想像です。

2004年03月26日(金) 縛る前に学べ

1年ほど前にネットで知り合った女性がいる。

ちょうど私が緊縛講習マニア!?で、月に2度3度と講習会に参加していた頃。(笑

その女性は自分が縛られた状態の画像を何枚か送ってきてくれた。


その画像を見て私はショックを受けた。


なぜならその縛り方が余りに危険だったから・・・、
(後ろ手に組んだ手の甲が背中、手首の内側は外側で紐を掛けている)


自分自身決して緊縛師を目指していた訳ではないが、当時受けた講習会で最初の師匠から教えられたのは「幾つかの禁じ手」と「緊急時の準備」だった。


師匠から厳しく言われたことは、


○ 動脈や静脈がカラダの表面に近い部分には決して縄の力が集中しないようにする事。(特に手首の内側や上腕、肘、間接部分)

両手を後ろ手に組ませて手首部分に縄をかけるのは基本中の基本だが手の甲を背中に当てた状態で縄を掛けている素人投稿写真をよく見かける。

SM専門雑誌でも、これらの部分に縄を掛けた写真が載っていたりするが、それらの写真は緊縛による女体の美を最優先させた結果であり、決して素人が真似してSMプレイに応用できる安全な縛りでは無い事だ。

見よう見まねである程度の縛りは誰にでも出来るが、緊縛師(プロ)と言われる人達の縛りは人体の特徴や構造をキチント理解した上での芸術である。


この日記を読んだ男性でSMの縄プレイを試みようとしている男性は、是非とも専門誌を読んで最低限の知識を蓄えてからしてください、そしてくれぐれも事故が無いよう。(緊急時の為にハサミも準備しておきましょう)
出来れば一度ちゃんとした講習会に参加するのがいいんだけど、、


縛られてみたい女性へ、

エセ縄師に騙されないよう気をつけてください。事故で後遺症に悩まされたり半身不随になるという事がありますから。


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弥勒(みろく) [MAIL]

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