2005年01月13日(木) インスパイヤ・ザ・ネクスト
ちょっと今更ですがインスパイヤつーか素直にパクリといえよ騒動。 ああいう騒ぎがあったからかなんだかわかりませんが漫画とか小説でもパクリ騒ぎがありましたね。
まあもちろんもろパクりはダメつうかものを書く(描く)人として最低だなーと思いますが、 そこまで丸分かりにパクったらばれるだろ、といういくらいにモロにパクってる人もいて驚きます。 飛鳥部勝則の「誰のための綾織」が三原順の「はみだしっ子」をもろ丸写し、とか。 こういうのは罰せられてしかるべきだと思いますし、できれば作品を発表する場とか与えてほしくないなあとも思うのですが、 反面さらにいやだなあと思うのは限りなく黒に近いグレーなパクりが生き延びてしまっているということを改めて思い知らされるところかなあ、と。 上記の例とか、末次由紀がスラムダンクの絵をトレスした、とかいうのは動かぬ証拠があるので逃げも隠れも出来ませんが、 たとえばまああれです某少年ジャンプで連載してる(まだしてるんだっけ?)BL○CK C○Tとか(なんとなく伏せてみる)、 どう見てもつぎはぎなのになぜか打ち切られることもなく槍玉に上がることもなく続いてるんだよなあ。 音楽でもそうだけど、オレンジなんとかとか、アジアンなんとかとか。
私自身は垢抜けてなかろうが垢抜けてようがその人っぽければいいと思っているので、 いくらこじゃれててもつぎはぎに見えてしまったら好きになれません。 好きなあまりに似てしまう、とか、好きなあまりにリメイクしちゃう、とかいうのとは何かが決定的に違う。 証拠を押さえられない程度に上澄みだけ持っていく感じもいやなんだけど、 セレクト、っていうか、小手先で選んで適当にアレンジしてる自分ってカコイイ! みたいな、得意げな雰囲気すら感じるのは私がそういうつぎはぎなものを嫌っているからかもしれませんが、 どうにもこうにもこすっからく見えて情状酌量の余地がもてません。 あと何がいやか、って、どう見てもつぎはぎなのに言い訳がましいところとかね。 飛鳥部勝則の言い訳とか、衝撃的だったもんなあ… 確か、自分のネタ帳に(パクリだと指摘された部分が)混入してしまい、混乱させてしまったことはお詫びします、みたいな感じで。 素直にぱくったといえよ…という。 安倍なつみがいっそ潔く思えてくる不思議さ。 もう不愉快で苦々しくていやな風潮だなあと思っています。 叩かれるのもいやだけど、パクられるのはもっといやだなあ。
でもパクりはなくならないと思うので、とりあえず予想しておくことにします。 今年パクられてしまいそうな漫画家って誰だろう、ということで
◎萩尾望都 (短編とか、ありそうな気がする) ○岩舘真理子 (ドラマとかに流用されそうな気がする 普通にドラマ化ならいいけど) ○西村しのぶ(同上) △吉野朔実 (三原順パターンでありそうな気がする) △西 炯子(すでにぱくられてるかしら) △今 市子 (同上) ▲川原泉 (こういう独自の世界がある人の作品はいいとこどりにぱくられそう) X 坂田靖子 (同上) X 川口まどか(同上)
XX(さすがになさそう)諸星大二郎 XXX(やったらある意味神)漫☆画太郎 ながいけん 新井英樹
パクリの話はまあまたおいおい書いていくとして このへんパクられたらいやだなーとなんとなく世界に向けて弱気に発信しておくことにしますよ、と |
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