2004年09月18日(土) 「お得意様」の壁 そのいち
弱いのでVoceは2冊買いました。井ノ本ですこんにちは。 だってSK-�兇離泪好�がついてるんダモ鈴木
相変わらず化粧品は好きでいろいろ試してときに争いときに泣き膝をくじけば肘で這いという日々なんですが、 雑誌とかテレビとかではもう私とかの比じゃないような購入量知識量の人もいるので、 そんな詳しくもないほうだと勝手に信じていました。 しかし最近某メーカーのカウンターで話をしていて気がつきました。
すみません私やっぱり化粧品に詳しいみたい… (厳密にはコスメフリークなんてかわいいもんじゃなくただのOTAKUなんだけど)
何を話していたかというと春ですねスターターキットの季節ですねということだったのですが、 やっぱスターターキットでスキンケアを一そろいっていうのはスキンケアのリピート客拡大を狙っているからですよ、といわれ、 へーとか言ってたわけです。 色物のリピーター獲得や大量購入というのは期待しにくいので、できるだけリピート買いが見込める基礎化粧品を買ってもらいたい、と。 で、顧客になって欲しい、と。 そこであるメーカーの顧客向けカードの話をしていて(クレカではなく、メンバーズカードなんだけど、色が変わる)、 話題になっていた某メーカーは年間10万買うとA顧客グループのカードになるのですが、 「でも10万なんてすぐでしょ」と言ったら、 すごい素で「いや、年間10万の客なんてなかなかいませんよ、正味の話」と言われたのです。 いわゆる顧客というのは実はとても少ないらしい。 年にちょっと1品2品買うだけの客が超超超大多数だそうで。
考えてみれば頷ける話ではあります。 いまって化粧品特集みたいなものがすごいあるし、カウンターをみればいつも混みあっているけれども、 やはり顧客になるほど化粧品を買う層ってのは少ないのでしょう。 化粧品業界のメインターゲットであるOLなり学生なりの購買力には限りがあるし。 実際、色物なんて1回買ったら何年ももちますから。 アイシャドウとか、使い切った!という人のほうが少ないんじゃないかと思う、むしろ。 あと、バッグとか靴みたいに、男性にねだったりするものともいいがたいですしね。 逆の言い方をすれば男性にねだるには安いというか。 費用対効果を考えると、洋服は1枚買っただけでも結構「あ、新しいな」とわかりますが、 口紅やアイシャドウを変えただけで「あ、新しいな」と分かる人は案外いないものです。 他人は他人の顔に存外無頓着です。 だからまあ、消費の優先順位としてはさほど高くはないのかもしれませんね、実は。 ゆえに私のような道楽者はカウンターですぐ覚えられてしまうわけだな。 どこへいっても三顧の礼になりやすいのはなぜだろうよっぽど怖いと思われてるんだろうかと思ってましたが、 実はそういうことだったのかと。
私のような道楽者はハズレ値なのでおいとくとして、 カウンターは日々必死に営業をしているわけです。 一人でも多くのリピーターを集めるために。 一度でも多くカウンターに来てもらうために。 カウンターにさえきてもらえれば営業ができるしね。ついでにじゃあ新色でも、とかなればしめたもの。 すすめられると買ってしまう人はけっこういるでしょう。 新色の口紅1本ぐらいそう高いもんじゃないし。 似合いますよ、とか言われたら気をよくして買っちゃう人もいるし。 営業の腕の見せ所ですね。 だからこそカウンターにメーキャップアーティストが来店するイベントが多いのだともいえます。
しかしこの顧客制度ってのがまたなんというか微妙な制度なんですよね。 ハンパに制度を作ってしまうから、脳内顧客がやってくるという。
脳内顧客とはなにかというとそれは次回。 |
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