2004年07月03日(土) おやぢ狩られ(3)
(前回のあらすじ) 見てないんだけど誰にでも秘密があるらしい。 あのビョンビョンとかいう俳優って河村隆一略してカワリュウにしか見えない
会場に入ってびっくり。 そこはもう阿鼻叫喚です。 メーカー側の不手際もあいまってギャルとメーカーの身の毛もよだつコラボレーション。 なんで一番人気のブランドが入ってすぐのとこに配置されて壁に人気薄ブランドが配置されてんだろうかしかもそこだけなぜか極端に通路が狭いぞ動線が全然管理できてねえぞおいこら と思いはしましたがまあそのあれですよそれを上回って余りあるギャルの傍若無人さですよ。 ギャルやべえセールの常識まるでわかってねえー
私見ですが化粧品のセールで色あわせとかするのはダメだと思います。 冷静じゃないんだからなんでも似合うような気がしてくるし似合わないようにも思えてくるし試すだけ無駄つうか。 だいたい出品ブランドわかってるんだから事前に下見とかしておくべきなんですよ。 洋服みたいに試着をしないと買うかどうか判断できないものじゃないんだし。 買うか買わないか即決でサクサクいかないと買い物にならんのです。 そういうところで ファンデーションの色あわせを させようと するなと!! すでにテスターが出ているのに うりもののケースを開けて 色を 見ようと するなと!! ひとり10個までと書いてあるのに 20個も 持って いくなと!! つうか ワゴンの上に 自分の バッグを 置くなと!! バッグを置いて マイスペースを作って ちんたら色選びしてんじゃないよと!! つか そこでメイクを始めるなと!!!
そんなギャルが群がっているせいでわたしの見たかった某ブランドはラッシュ時の埼京線以上。 ていうか通れねー 先に進めねー 戻れねー うおー押してくるよみんな ヒエエワゴンが近づいてうれしいようなでもギャルが陣取っててなにも見られないみたいな 困ったなどうしよう とすぐ脇を見たらギャルがバッグをどけました。 あ、スペースができた。 じゃあちょっと見るだけ見て通れるようになったら通ろうかな と思ってそのスペースに入ったら
「信じらんねー!」
ってえっなになにがあったの と見たらギャルがガンつけてます超つけてます すごいこっち見てるーッ マスカラつけすぎてひじきみたいになってるまつげでこっち見てるーッ きれいなお姉さんはそんなまつげにはしないよーッ こえーっ でも逃げられねー ていうかなにが信じられんのかわかんねー
と思ったらあれですよギャルのとなりにいたギャル友と二人でこっちをみながら聞こえるようにしゃべってますよ なになに えっマイスペースを 侵 食 したって エーッありえないこの状況でこの会場でこの状態でそんなのありえないYO もう口ポカーンです そしたらいきなりギャルのお二人さん
「超むかつく!超信じらんねー!!」
と口々に叫びながら わたくしにバッグをぶつけてくるのですそれは押し付けるとか言うのではなく持ち上げてなんというかバッグでわたしの肩のへんをガッガッガッと もももしかしてこれって狩り!? マジ!? 私って今狩られちゃってるのーッ!? どどどうしよう
と思っていたらなんかギャルたちは係員に自分が見たい色を探させていたらしく係員が商品を持ってきたのですぐそっちに関心を移した様子 ヤッターこれで逃げられる ふとみると心なしか通路も空いてきた感じ よしじゃあそっとなにもなかったように とコソーリとギャルたちから遠ざかろうとした瞬間向こう脛に衝撃が ギャー いまの蹴りだ いたいよ マジだ まだ狩りは終わってねーよこえーよ超こえーよー と逃げる瞬間見たのですがギャルの足はいわゆる厚底ブーツで頑丈に装甲されていました。
わたくしは逃げながらなるほどあの厚底って言うのはいざというとき兵器にもなるのかと妙なところで理解していました。
ちなみにバッグはヘノヘノのビニールみたいなバッグだったので痛くなかったです。
いやー恐ろしかったなあギャル。 おばさんもこわかったけどそれ以上。
おばさんは自分しか見えてないんだけどギャルは人が見えてないわけじゃないとこがこわいなあと思いました。 おばさんは突進もするし奪い合いもするんだけどなんていうか自分がドツかれても気にしないんだよね。 ターミネーターみたいというか。 ギャルは自分がドツいたり奪ったりするのはいいんだけど人からちょっとでも邪魔されるのがいやなのね。 あれか、バタリアンみたいなもんか。 またはあれかなあ、要蔵@八つ墓村みたいなもんか。 ・・・・(ちょっと考えている)
結論:ギャルこわい |
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