2004年04月14日(水) そしてU-23はマンガとなった
と8月にいえたらいいなあ。井ノ本です。
サッカーU-23代表が好きです。 かなり好き。 A代表の試合はビデオにはとりませんがU−23の試合はとる。 だっておかしいんだもの。
スポーツはエピソードやドラマ性があったほうが盛り上がるとは言いますがなんというかU-23はちょっと一味違う。 ドラマ性はあるんだけどそれを補って余りあるイキオイでマンガ性が高いと思います。 マンガ性というのはなんかマンガっぽいということです。 褒めてます。 超褒めてます。 いっそ殺せるくらい褒めてます。
どうマンガなのかというとまず「谷間」とか言われてることですね。 どん底スタートから這い上がるぼくたち!みたいな。 でもアジア大会の決勝で青木がイヴァン・カンポを超えてしまったみたいな。 あれはすごかったなあ。 いっそすがすがしいくらいのプレゼントパス。 あれで青木から目が離せなくなりました。 で、見始めるとマーキャラの立ったヤツばっかで。 谷間といわれるだけあって(?)なにかが足りない子ばっか。 突破はできるがシュートやクロスがいまいちな石川。 キックはうまいがすぐ怪我する阿部ちゃん。 ゴールゲッターだけどすぐカードもらう大久保。 最初はひとりじゃなにもできなかった田中達也(彼は指輪を返す旅に出て強くなったんだなきっと) いつのまにか消えていたゴンタロ。 なんというかなんというか、な松井。 武闘派キーパー林。 悪役顔キーパー黒河。 もっさりしたオーラでみんなを癒せてない高松。 高松のサイドへの流れっぷりは天下逸品です ギリシャ戦で山本さん3分に1回くらい「たーかーまーつーーー!」って怒鳴ってた いつもジタバタアタフタしてる茂庭。 というか最終予選くらいまでかなり入れ替わってたよなあ面子も。 あのへんからすでにいろんなキャラを入れてテコいれしようとするマンガのようだった。 しかしこの時点ではまだマンガっぽさも半端だった。 じゃあいつからマンガになったかといえば
そうですヤツが来たときからです。 ヤツの名は
闘莉王。
(つづく)
ほーらそれっぽいじゃないですかマンガっぽいじゃないですかー 目に浮かびますよ闘莉王がザシャアッとか音を立てて 「待てェCB交代だ!」 とか言う姿が アー目に浮かぶよ熱いよ熱すぎるよ闘莉王 Numberのインタビューとかすごかったもんなあ 最終予選UAEラウンドのUAE戦ハーフタイムでトイレにこもってたとかいうんだもん しかも理由が「このままだと俺誰か殴っちまいそうだったから」とかいってモーなによそれなんなの宮下あきらの漫画から抜け出してきたのあなた 那須まで熱くなってみんなを怒鳴ってたとかいうし 普段物静からしい那須までもがー そしてそんなイレブンをまとめきれてるのかきれてないのかわからない鈴木啓太テクはあんまないけど気合で乗り切るぜ系 ああもうなんでこうもみんな絵に描いたようなヤツらなのでしょうか いっそ特攻野郎Uチームと名乗ってくれてもかまいません 作ってみようかな
谷間で鳴らした俺達特攻部隊は、濡れ衣を着せられUAEに送られた。UAEを脱出し、地下にもぐった。しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、俺達、特攻野郎Uチーム!
俺は、リーダー鈴木啓太。通称イケメンボランチ。奇襲戦法とパスミスの名人。俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものキャプテンは務まらん。
俺は林卓人。通称シャイニング。自慢のアゴに、女はみんなイチコロさ。ハッタリかまして、うっかりファンブルからシャイニングウィザードまで、何でもそろえてみせるぜ。
よおお待ちどう。俺様こそ茂庭照幸。通称モニ壁。ネタ師としての腕は天下一品!キャバクラ?下痢?だから何。
大久保嘉人。通称オバちゃん顔。ゴールの天才だ。A審判でもブン殴ってみせらぁ。でも一発レッドだけはかんべんな。
俺達は、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する。頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Uチーム!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。
あーBGMが聞こえてきますステキー
やっぱスポーツ選手はどっかおかしいのがいいです。 トンマージさまのようにすばらしい人も好きですがやっぱりわたしはトッティの唾吐きに爆笑したいしチェコ戦負けたときの呆然と固まったニステル号を見て不謹慎ながらも「燃え尽きてる!真っ白になってる!」と騒ぎたいのです。 そういう意味では今はA代表よりU-23のほうがおかしいのでおもしろい。 アテネまでは楽しませてもらえそうです。
といってもA代表ではツネ様のビックリドッキリファッションとか常にとまどいがちな加地とかから目が離せませんが
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