井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
OLD  LIST  MAIL  NEW
2004年03月28日(日) JTだったら飲料事業部

に入りたいといったらなぜか最終面接くらいまでいってしまった井ノ本です。
なつかしいなあ就職活動

JTはバレー部もありますが(なつかしいなあセンター植田のスパイキーで固めた前髪)なんといっても飲料事業部です。
JTの飲料事業部。
ヤバいです。
世間に追随することなく斬新な発想でニーズごと市場を作り出すパワーあふれた
トンデモ飲料の数々。
「桃の天然水」のヒットにごまかされてはいけません。
というかみなさんそもそも「桃の天然水」ってなんだろうと思いませんか。
桃と天然水ってあなた。
桃入った時点で天然水じゃないでしょ。
この透明さが逆に添加物を感じさせてこわいんですけど。
あゆとかトモちゃんのCMで売れたからいいようなものの。

ことほどさようにJTの飲料は企画意図から対象年齢から初年度売上目標からすべてが見えない謎の商品ばかりです。
小林製薬のネーミング決定会議とJTの飲料事業部のブレストは今いちばん参加したいイベントのひとつです(イベント!?)
「ミルクをかけた苺」ってのもあるなそういえば。
ただひたすらに甘いばかりの代物。
ミルク風味の砂糖イチゴ風味の砂糖って感じ。
飲めねー。
でも買う。
おもしろいから。
「みずみずしいグレープフルーツ」とかいうのもある。
もう考えることを端から放棄したようなネーミング。
もちろん飲んでもなにがどうみずみずしいのかわかりません。
水水しいのか。
「桃の紅茶」とかすごい味だったし。
商品化する前に飲んでないのかと。

まあでも一番すごかったのは「クリーミーカフェ」です。
1990年くらいくらいに珍妙なCMとともに発売されたやつ(おじいちゃんが夜空に浮かんでるCM)
クリーミーなカフェ。
そのまんま。
生クリームをふんだんにコーヒーにぶちこんだまろやかすぎて胸焼けがするというステキな一品です。
しかも半端に量が多かった。190mlじゃなくて280mlとかの樽みたいな缶。
飲みきれない。
でも飲む。
一人チキンレース。
胸焼け。
でも妙な達成感。
そんなことを繰り返していた青すぎる春。
まあ三つ子の魂ってやつですよ(放り投げるように)

そんなわたしのようなユーザーが結構いたのか、90年冬にラインエクステンションが行われました。
「クリーミーカフェエクストラ」190ml。
何がどうエクストラなのか。
もちろん試します。
冬だったのでホットを買います。
プルトップ空けて

ギャッ
ホットなのに
ク リ ー ム が
浮 か ん ど る !

クリームの量がエクストラ。
コーヒーゼリーとか生クリームプリンとかにクリームがかかってるような感じ。
つうかホットで浮かんでるってもしかして飽和量超えてないか
最初にクリーム飲めってことか
飲む

ギニャー

(暗転)

しかしその後数回は買いました
恐るべしJT

そういうJTマジックな商品が最近なくてさみしいです
ルーツとかトワイニングとかやっててつまらん
もっとアグレッシブな商品を見たい
そしてピギャーとかちにゃーとかいいながら飲みたい

JTさんなんならわたしが企画しますけどどうですか


==========================================
JT飲料事業部の紹介
http://www.jti.co.jp/softdrink/outline/
確かに独自の視点だ

商品ラインナップ
http://www.jti.co.jp/softdrink/product/

My追加
SKIN BY MS