2004年03月24日(水) とりあえず宇多田のダンナのキャシャーンはなんもやらんでいいわい
井ノ本がやらねば誰がやる! 何をって宇多田のダンナの例のアレをですよ。
もうねー正直不愉快で不愉快でしょうがないんです。 例のアレ。 最近の映画にありがちな暗い色調のCGまみれの映像は世の趨勢として片目を瞑りもう片方の目を半眼にしてあきらめるとして。 そのへんはもうしょうがない気がしますんで。 しかししかしですよでもですよ!
キャシャーンはあんなんじゃない!!!
いえわかっているんですリメイクという時点で元ネタにあったものを求めてはいけないということは。 ただのアニメ化だったのに全く別物だったデビルマンという例もあるわけですし(原作はキングオブトラウマ漫画ですよ 美樹ちゃーん!)。 でも違うのそうじゃないの足りないの 何が足りないって 愛が。 愛それはラブ。 モナムール。 アガペー。 イッヒリーベディッヒ。 ゲマインシャフト。 違うよなんか違うよ
宇多田ダンナのインタブーとか一応見たんですけどなんか愛が足りない。 なんというか映画を撮るという企画があってじゃあなにやるかなーそういえば子供のころ見たキャシャーンってのあったなーっていうノリが。 照れ隠しなのかもしれませんけど映画まで撮っちゃったんだったらそんなかっこつけることないでしょー。 心置きなくキャシャーンへの愛を語ればよろしい。 好きすぎてよくわかんなくなっちゃってあんなふうになったんだったらまだいい。 いやだなーと思うのはタイトルだけキャシャーンであとはザッツ俺様SHOWみたいなとこが。
何が不愉快かと言って基本かつ重要な設定を変えるなよと。 アニメのキャシャーンは父の汚名を晴らすため自ら志願して新造人間になるのに映画ではテムレイも真っ青なマッドサイエンティストの父親に無理やり新造人間にされてるし。 あと一番わたしがキレたのはフレンダーがいないこと。 フレンダーというのはキャシャーンの相棒の犬型アンドロイドです。 これが映画には出ない。 なんでかというと宇多田ダンナいわく「あまりにマンガになってしまうから」。
だ っ た ら キ ャ シ ャ ー ン を 実 写 化 す る 意 味 ね え だ ろ !
もうほんとにキレました。 お前のためのキャシャーンじゃない! しかも肝心の映画の中身も超つまらない。 三橋達也の遺作がこれかと思うと泣きたいよ。 くだくだしいうっとうしいうっとおおおおおしいメッセージの垂れ流しだし。 メッセージかなんかがあるんだったらキャシャーンでやる必要がない。 だったら最初からオリジナルでやれよ!と思ったところでふと思ったのがこないだ書いた「ギルガメッシュ」と同じような図式なのかなあ、ということで→■ リメイクだったら予算おりるかもみたいな感じ。 もしかするともっとアレかもなあ。 宇多田のダンナの映画デビュー作だからショボいオリジナルってわけにもいかないからちょっと毛色の変わったリメイクでもやる? って感じなのかしら。 だとしたらなおさらいやだなあ。 愛より資本というのはわかるんだけどいくらなんでもひどいよなあ。
もうキャシャーンに謝れ!といいたい。 歌っちゃうよもう おまーえの願いがかなうころー誰か(=キャシャーン好き)がー泣いてーるーよー ほんと号泣だよ
井ノ本的はタツノコプロの意見を聞きたくてしかたがありません
================================== オリジナルのキャシャーン http://www.so-net.ne.jp/tatsunoko/cas/
これがどうしてこうなるのか http://www.casshern.com/ ================================== |
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