ESSAY
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2001年08月20日(月) 救急事態発生

さて、ワタクシ人生初めて救急車に乗りました。


あれは、耐えられないほどの痛みでした。
腹に激痛が走ったのです。



前日から、全身にジンマシンだか湿疹だかよくわからないけど
腫れが広がってたんですよ。
小指の爪ぐらいの大きさが、四国ぐらいになって、日本地図になって
最後は世界地図になって全身が腫れました。


超痒いッッ!!(>_<) しかも原因不明。思い当たる食べ物もナシ。

ダンナが必死に介護してくれて、患部を冷やしたりしてくれたのですが
寝付けないほどの痒みと腫れ。土曜日だったので病院も開いてない。



そして早朝。

なんか、気道にモノが詰まったような、息ができない苦しさが。
うずくまっても横になっても、く、苦しい〜(泣)



布団だったので、もし吐くことがあったら掃除するのは私だし(ぉぃ)
トイレに駆け込みました。


吐き気はあるんだけど、なかなか出ない。もともと夕飯あまり食べてなかったし。
そのうちにお腹が下ってきました。

………上か、下か!?(汚いよ…)


そのあとは激痛です。もだえました。
『痛い…いたい』この言葉しか出ないし、息もできないし、
まるで下腹に包丁刺されたみたいな痛み。


マジで死にそう。…ということで、119番、救急コールしました。



海老のように丸まって、激痛に耐えてたのですが、救急車が到着したとたん
すーーっと痛みが消えていく。全身冷や汗まみれでしたが、立てるようになってました。
それで、マンションの玄関まで歩いて、ストレッチャーに横になりました。

いくつもの質問、血圧、脈、体温を測られながら救急車に。
『…タバコ臭い…』が第一印象(笑)。
紙のように白くなりながらも、痛みは消え、同時にジンマシンも消えていた私は
とりあえず内科と産婦人科が一緒にあるということで総合中央病院に。


救急隊員のかたたちは、とても優しかったですねー。ちょっとふとっちょさんの
担当してくれた隊員は、なんか親しみがもてたし(キャラクター的に(笑))



病院についた私は、ストレッチャーに寝かされて、ガラガラとホールを横切る。
明け方ということで、ひとが少なかったのが幸いして、あまり視線を浴びませんでした。
それでも数人の入院患者がいましたけど(6時すぎからホールで何をしてるのだ?)
居心地悪いです。


昨日からの状況説明を、まず救急隊員にし、看護婦にし、そこで先生登場。
『はい、どうしましたー?』
……すみません、脱力です。もともと力がでないのに、これで何度目??(ToT)
はふー、とため息しか出ない私に代わって、ダンナがてきぱきと説明。


『では、採血しましょうか』
ふーぼーとした風体の先生が、左手首の静脈を探す。…が、みつからないらしい。
かんべんしてください。『んーーー…ないなぁ』と自信なげに言うの。

『はい、チクッとしますよー』
いっ、、、、、いったぁーーーーーーーーーーーーーッッ(怒)
あんた絶対間違ったところに刺してるってばっ。
痛いのぉーーー(>_<) 骨っつぅか、筋肉が痛いッ。
腹も痛いが手首も痛い。どこに力を入れていいやらわからん
『痛いですぅぅぅ〜』
『もっと力を抜いて』
できるかっつぅの。あんた代わりにやってみなさいよー。
ちらっとみたら、注射器の中には一滴の血も入ってない。
ちょっと、血管刺さってないってことじゃないかー。
このとき、ブスッ、ぶすぶす、ブス、と何回かやられ、私、思わず『ちゅらさん』の
恵理が看護婦見習のときに、注射に失敗した絵図が思い浮かびました。


『右手にしましょうか、先生』
『そうだね』
ああ、もうイヤー(ToT) と心の叫びもむなしく、右腕をゴム管で結ばれ
血管が浮き出るように看護婦さんがキュキュキュキュとしごく。
『DAIさん、もっとリラックスしてー、力いれないで、ほら、痛くないから』
多分私の血管、恐怖で縮こまってるんだわーっ。
『っつうーーーーーーーーッッ (`Д´)』」
目を開く私に、看護婦さんはこうのたまう
『はい、今回は耐えられる痛みですよ、痛くないですよ、頑張って』
…じゃあ、前回(左手)は耐えられない痛みだって、アンタわかってたんじゃないんでしょうか。


そんなこんなで、診断できるギリギリの採血(またしても血はあまりでなかったらしい)で
許してもらい、その針を点滴に使用。
手首のちょうど骨の上に刺されてるので、ちょっとした振動でズキズキとするのね。

ずーっと前、5歳ぐらいのときに何か倒れて点滴したときは、たしか腕の曲がるところに
刺されて、点滴が気持ちよくて寝てしまった記憶があるが、今回はなんか違う。



点滴しながら、看護婦さんと先生が言う。
『便を採って、培養して、病原菌を調べる検査もありますが、やりますか?』
………便………!?
『じゃあ、お願いします』 とは、ダンナの言葉。
『はーーい、リラックスしてくださいね』と、さっそく看護婦さんがやってきた。
ビニールの手袋をして、耳掻きみたいな棒を持っている。
『リラックスしないと、閉まっちゃいますから、大きく息を吸って、吐いて〜〜♪』
と、いいながら、なにやら棒をアタクシの * (←なんかイヤ)にぶすっ。ぐりぐり、ずぼっ。
『はい、時間まで寝てくださいね』

痛い。
…気持ちよくはなかった。二度とやりたくない。
なんかこの病院、傷みしかない検査なのですが(ToT)



結局、点滴して帰りました。原因は不明です。
左手の採血失敗痕は青ずみってます。注射針でここまで青く残るのか?

帰宅してから、ジンマシン再発。いや、点滴中にも再発してたんですが、内科の先生では
わからないらしく、『明日、皮膚科を受診してください』としか言われなかった。
なんなのよ、もーーーヽ(‘Д´)ノ


まぁ、こんな感じでした。明日皮膚科行ってきます(しかも違う病院にッ)

救急車で来ると、帰りが困るということがわかりました(笑)。帰りも送っていってくれないかのぉ(^ ^;;
あと、ダンナサマの献身的な介護があってよかったです。
うちの実家にいたら、絶対放っておかれる(まちがいなし)。
保険証もわかりやすいとこに置いといてよかった。 
今回、8千円近くしましたから、保険証があってよかったです。


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