ESSAY
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2001年08月01日(水) 雷鳴

昼飯も食べ終わって、徹子の部屋見て、さて買い物でも…と思ってたトキ。

バラバラバラと音がして、あっというまにスコールです。
最近、日本は亜熱帯気候になってるから、夕立っつぅよりスコールだよな。


景色が一瞬にして真っ白です。
うちはマンション11階で、180度見渡せる、景色だけはいいとこなのですが(笑)、
霧だか雨だかわかんないけど、モヤモヤでいっぱい。


見下ろすと、
あちこちでオカアサンが洗濯物を取り込んでいる。
犬の散歩中だったお兄さんがダッシュ! 犬も負けじとダッシュ!
カバンを頭に掲げて、あたふた走るサラリーマン。


なんか、絵本みたいだなぁ…(ヒマです私)



おお、雷鳴が近づいてきた。

 

ゴロゴロゴロ   

 

実は、雷って結構好きなんですよ。
落ちなければ、ですが。



遠くで空気を切り裂く光が見える。
海の方なので、とりあえず人家には落ちないだろう。

昼間で、なんだか妙にあたりが明るいのが変なんだけど、
ピカピカピカと光っていて綺麗だなぁ。


私は、雷が光るのを見ると、数を数えだすクセがあるんです。
時間を計るっていうのかな。光ってから音がするまでの時間で、
雷がどこにいるかおおよその計算ができるじゃないですか。



だいたいの式は

光ってから鳴るまでの時間(秒) × 345メートル

です。外気温によって、ちょっと誤差がでるけど、ま、345なら覚えやすいでしょ。



ヒマな私は、『わ、光った〜!』『おお、今、稲妻みたよー』とのんびり鑑賞。

…とそのとき。

 

 

ゴロゴロ ガガガガガ  グワラッシャーーンッッッ!!!!






と、光ってから一秒もたたないうちに、うちの上を左から右に駆け抜ける雷がっ。

 

 

 

ひーーーーーーーーーーっっっ!!(ToT)

 

 

あたし今、Tシャツ一枚だけなんだよぉー。ここで落雷にあったら、救助されたくても出られないじゃん!
今ちょっとまわりの空気までもが振動してたじゃん! 
やばくない? やばくない? 
稲妻は遠くで光ってるし、頭上でもなんか重そうな雲が居座ってるしぃ〜っ。
のんびり数かぞえてる場合じゃないってば。
そういや、昔から 地震 雷 火事 親父 っていってたなぁ。雷って怖いものなのだわ。
避雷でいちばんいいところって、車の中らしいわね。廻りのボディを伝わって電気が地面に
流れるから。そのかわり、ちょっとでもボディ部分に触ったらオシマイなんだけど…。(^ ^;;


なんてグルグル考えてたら、雷雲は遠ざかっていきました。
  やはり 雷は 対岸の火事的にめでるのが一番(笑)




ところで。

会社の新入社員君は、音がなってから、光が走るものだと思い込んでいました。

『違うでしょ。ほら、うちあげ花火でも、花火を見たあとドンッて音がするじゃん』
『そうでしたっけ?』
『……じゃ、じゃあ、花火大会の時とか家にいて、バンバン音がして、
もうたまらんっ! と二階に駆けあがって外を見たら、暗い夜空に最後だけバンって
むなしく音が鳴り響いていたっていうこと、あるでしょー?』
『・・・・・・・・・・・・・』 

なんなの、あんたそのあいまいな微笑わっ!(怒)
そんなことするのアナタダケデス っていう顔ね!!
うきーーっ!







てなことを家に帰ってきて、ダンナに言ったら

『たとえが悪いよ。




新幹線なら、こだまよりひかりのほうが早いだろ





って言った方がわかりやすいじゃん』

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ソウカ???(汗)


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