ESSAY
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2001年06月29日(金) 羊たちの沈黙ごっこ

私は、運動不足解消にテニス教室に通っている。会社帰りに電車で通っている。

ここからの帰り、イトーヨーカドーで夕食の材料を買って帰る。閉店間際ということもあり、いろいろとお安い。奥様はついつい翌日の分まで買ってしまう。

この日は、ビールが切れていたので6本パックも買ってしまった。重い。
通勤バッグ(これも重い)とテニス用のバッグ(かさばるし重い)を両肩にぶらさげた、テニス帰りの疲れきった私は、ぼんやりと電車に乗った。

ドア付近に立ち、ガラスに向かうと、疲れきってますッと顔中宣言している私の顔。うっわー、マジ疲れてるじゃん、と思いながらみてると、どこからかパタパタと飛んできたものが。

蛾が、ぴたりと私の唇にとまった………


思考回路停止
まさに、羊たちの沈黙!



じゃねーーってばっ! fuck you!(壊れた)
しかし、両手が荷物でふさがってて動かねぇッ。
なんじゃ、このむにゅもにゅとした感触は?!
うわぁっ、蛾のお腹と足が感じられるッッ(狂乱状態)


ふうううううっっっっふうっふううっっぷぷぺっ
風圧で吹き飛ばしました。たぶんドアに唾液も飛んだ f^ ^;;
(このときの私って、きっと鬼気迫るものがあった…)

ドキドキする私に乗客の好奇の視線が痛い……。

荷物を下に置き、慌てて唇をぬぐってみる。
この、
指についたキラキラは、口紅のラメですか??(汗)
<(リンプンだとは認めなくない(涙))

は---。変に腫れなくてよかった。



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