青いくもと白いそら
想い出 † きのう † あした
もし 私が今日死んで 明朝に発見されるとしたならば
誰が嘲-わら-って いったい 誰が泣くいてくれるのかしら
お葬式は急には出来ないでしょうから きっと3日は後で
その間に親戚や友達が 代わる代わる私の死顔を覗きにきて
母は 「まるで眠っているみたいでしょう?」って お決まりの台詞を皆に言うんだ
式はきっと近所の葬儀場で 焼き場はきっと隣町
私の好きな真っ白な華で埋もれた躯-からだ-は 少し窮屈にもみえる棺に入って いまはもう開かない扉の向こうで 私を想う他人を見定める
誰が泣いて 誰が嘲うか
犯した罪で穢れた私の肉体は 一筋の煙となって空に消えた
それでお終い? 私の人生
|